チョーノと的場文男?(変化)

高校生活が楽しくて大井競馬場とは疎遠…親父と話す事もなくなり
人間のゴミのようになってしまったチョーノ君
競馬も中央でやるレースをTV観戦したりWINSに誘い、知らない友達に知識を披露□
馬券を買いに行けば買い方の解らない彼らにマークシートの書き方を教えたり

お金も手に入るようになり…昔は親父から少し貰っていた払戻金も全額自分が
ソングオブウインドの菊花賞は高2か高3か……今だに武幸四郎を買い目に入れていたのは不思議天下を取ったかのごとく友達同士で遊んだ□


中央に気持ちが傾いていたチョーノ君…ある時ふと

『的場のオッサン…どうしてんだ』

と思い始めます□キングを破り、悲願の全国リーディングになったのは知ってましたが、ここ何年も行ってなかったので…
今さら親父に聞くのもアレだしだったらと…


多分5年ぶりくらいに友達と大井へ
…ちょっとソワソワでも親父だってオジサンだって中学から行ってたんだから(時代が違う)それに機械なんだろ

二十一世紀の大井競馬場は変わっていました□
いつの間にかエルウイングなんか出来てる知らんこんなん知らん涼しい??□
でも予想屋は少なくなった気がするファーレも変わってるしでも心配してた帝王は現役で頑張っていた

『あの人がNo.1なんだぜ知らねーだろテメーら』
『あんなオッサンが』

小さい頃いつも見ていたリーディングジョッキー欄常にランキングは気になってたし

『チョーノっち大井競競馬は誰から買えば良いんだよ』
『言ってんだろ…的場さんと石崎さん……』





1 内田博幸 300勝
2 的場文男 180勝
3 石崎隆之 100勝


『えっ…』
『内田ってヤツのが上手いじゃんか(笑)』
『……。』


嘘だ…
この衝撃は計り知れなかった当たり前のように帝王とキングが1位2位だと思ってた…石崎さんが100勝しかしてない(涙)
内田なんて、第3の男だったじゃんか場内だけではなく騎手まで
全ての馬券を帝王やキングから買ってましたが…来るのは内田や知らない若手が中心
確実に時代が変わっていました(涙)どんな人間にも終わりの時が来るのは解ってましたが…
二人の他にも桑島さんや森下さんは完全に脱落
鈴木啓・鷹見が健在なのは嬉しいが、戸崎なんて訳解んねーのが成長しヨソから来た『おかみもと』だか知らないが派手な勝負服のヤツ…
坂井英、酒井忍、左海誠…上位にサカイってこんなに居たか張田しか解んねぇ
この現実を認めたくなくて



また大井には行かなくなりました


高校を卒業し…フリーターに
中には勤め先に大井競馬に詳しいオジサンが居て、ハタチの兄ちゃんと話が合うのも不思議がってた(笑)
さーて地方競馬サイトでも観てみるかぁ…
やはり、内田が南関のリーディングジョッキーに君臨する時代が続いてました

『2位かぁ的場さんは…』
『チョーノは的場が好きなのか』
『いやぁまだ辞めねーのかなぁって』


そう…昔に戻ったんですよねずーっと2位だったあの頃の帝王に
この頃には、そんな現実を受け止めました□ウチのTVで大井中継を観れるようになり馬場に行かなくても、大井のレースは観れるようにしかしここで…帝王の異変に気付いたんです


何なんだあの追い方は続く