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2023/03/08 16:50
的場文男騎手 7400勝達成
大井開催3日目の1レースで、的場文男騎手が地方通算7400勝を達成!
「待たせすぎましたね」
とゆう謙虚な的場さんのコメントがあったが、大井のみの騎乗となり全盛期の半分にも満たない乗り鞍と考えれば仕方ないとこ。
前回書いた的場文男の奮闘努力では、楽しみですね!くらいの評価だったパワポケトシに騎乗
逃げる人気のウラカンの外に出すと、一度は突き放されるも「これはイケる」と踏んだ的場さんがギアを上げて激しくムチを振り降ろす
ゴール前に捕らえて勝利した
7400勝
単純に200勝を30年続けて6000だから、並大抵ではないのは分かる。
竹見さんの記録を抜いたのが2018年だから、5年で250の勝ち鞍を上乗せした事になる確かに日本記録更新から、お孫さんの成長もあり家庭の時間も大事にしている感もある的場さん。
浦和、川崎、船橋の騎乗を自粛したのは2年くらい前からで、やはり自身はもちろん周りも心配なんだろうなぁ
家にいると競馬の話しかせず、うるさいだけだから居ない方が良いと言う奥様も内心は心配で仕方ないだろう。
実は最近2歳戦や3歳戦にあまり顔を出さないのも、気性の荒い馬には乗らないでほしいとゆうご家族の言葉があると聞いた
周りの66歳を見てみてほしい、、街を歩いてたらフツーにオジサンではなくおじいちゃんだ。
時速60キロにもなる馬に乗り、跨がるだけならともかく
この人は馬の上で踊る(こら)
危険なのは誰にもわかる、、
体力や気力でツラい部分は無く、若い子に負けずに今もレースに乗れば、1つでも勝ちたいと思ってる
と語る的場さん★いつまでも若い頃と変わらぬ心構えなんだなぁ
今日は8レースも勝利し、メインのゴールデンステッキ賞でもインから突き抜けてウェイキーを勝利に導く3勝の活躍!
まぁ色々な意見はあるし、的場さんの騎乗スタイルへの批判もたくさん見てきた
フォームはもちろん、全ての馬を自分の型に嵌め込む騎乗法だ。
今日のパワポケトシもメインレースもイン3の「的場ポジション」からの勝利だった
この馬は前走まで後方からしかレースをした事が無かった
ライバルの石崎隆之さんが、馬に合わせて何十通りの騎乗スタイルで臨み、ケースバイケースでレースに乗っていたのに対し
逃げ馬だろうが、差し馬だろうがとにかく前に行き、イン3の的場ポジションに付け。とにかく叩きまくる!バテたらもっと叩いて粘らせるとゆう「マンネリ」だ
だからレース後に馬体に異常が生じたり、疲労度もハンパないらしい
調教師にも意見し、よく食わせたくさん走らせる!言う事聞かないなら聞くまで分からせる!、、、この調教法は今も変わらない
どうだろう?このご時世、批判だらけの内容なんだろうな
でも的場さんの信念が1つある
「地方の馬は血統も悪いし、壊れたら終わりなんだよ。だったら死ぬまでに1回くらい1着でゴールさせたいじゃん」
50年大井で乗ってきた男の言葉。
明日の無いかもしれない馬に、将来性より今日のレースが大事なんだ
だから的場さんは誰よりも必死に騎乗してるんです