名馬会ダョ全員集合139(12冠のトークバトル)

毛嫌いし合う2頭…何やら2頭だけの様子□


□□□

『んん…んんん…んんん……ん…うんうん……ん…ふーん……』
『…誰と話してるんですかな』
『んんん………』
『くっ…寝言か…そのまま永遠に寝てしまえ…』
『んん…起きとるわぃ…』
『…喉が渇きませんかな…』


□


『んん…ユキチャンに頼みなさいょ…』
『あいにく…今日は休みでしてなぁ』
『んん……キミも…もう30だ……お茶は呼んでも歩いて来ないのは解るだろうに…』
『…会長の横に……ポットがございますゆえに…』




『んん……なんなんじゃょ』
『…ですから…取って頂きたくて…』
『んんん……ワシには□がある…』
『…私にはお茶が無いのです』
『んん…じゃあ…急須にお湯を注いで飲めば…』
『…ポットを取って頂きたい』
『んん……重いんじゃ…』
『ジュースで良いです』
『んん……ラモーヌちゃんのじゃ…』
『ジュースくらい買えるでしょうに』
『んんん…秘書にジュースを買って…何が悪い』
『悪いとは言ってません』


□□ □

『んんん……昼は食べたのかぃ…』
『いや…』
『んん…どうじゃ出前でも……』
『ならば…野平寿司はいかがですかな』
『んんん…野平寿司は…マズイょ』
『…デムーロでは』
『んん…ファミレスなど…子供じゃあるまいし□』
『…ならば会長が決めてくだされ』
『んんん…ランフランコで良いょ』
『ファミレスじゃないですか…』
『んん…ニンジンハンバーグ…レッドチリペッパー味のAセット□』
『1番高い…では私は…』
『んんん…キミも食べるの…』
『…カイバ盛り合わせにします』
『んんん…あそこのカイバは…クセがあるょ□』


『もしもしランフランコか無敵の皇帝だが…』
「はい無敵の皇帝様ですかあの?お名前を」
『…貴様サラブレッドだろうに解らんのか』
『んん……今時の馬は…皇帝・副会長など…知らぬわ…』


□□ □□モグモグ…


『んん…ワシは…レッドチリペッパー味が好きでのぅ…』
『良かったですな…』
『んんん…一口ちょうだいょ……』
『…どうぞ』
『…マズイのぅ』
『…それで代金は…』
『んん…キミが払っただろうに…』
『会長の分を払うとは言ってません1500円ですぞ』
『んんん…51の老馬に…金をせがむか……』

『…常識でしょうに』
『んん…無敵の皇帝が聞いて呆れるわぃ…』
『会長こそ…ケチの切れ味に改名したらいかがですか』





『んん…キミも30かぁ……』
『…何ですかな』
『んんん…少しは…落ち着きたまぇ……世の中の30歳馬は…ドッシリ構えてるもんじゃが…』
『性格でございまして会長こそ…早く天国に行かれては』
『んん…キミを見送るつもりじゃが…』
『…年寄りから居なくなるべきだ』


『んんん…キミの骨は……便所にでも流すわぃ□』
『会長の骨…犬にでもしゃぶらせますかな』


これでお互いを認め合っている□