名馬会ダョ全員集合140(パラダイス部長の意地!)

早熟部門□毎度ながら…ここの部長の苦労は同情する



『ん…よち……どうだぁ』
『うん書けたわね凄いわポピーちゃん』
『あんがちょ』
『みんなぁ見てポピーちゃんが、平仮名で名前書けたわよ』

□ □□□□

『おぉしゅげしゅげ』
『ポピーちゃんしゅんごい』
『ハぎょーは、むじゅかった』
『これで部員みんなが名前書けるようになったわね良かったわ』

『ぶちょごほうびわぁ』
『げっ…給料少ないのよ我慢して…』
『いやよいやよ』
『じゃあお遊戯の時間伸ばしてあげるからさ…』
『いやぁ???』

『あっぶちょがポピーちゃんなかせた』
『いけないんだぁ』
『あっ…ボロ漏らしちったてへ』

『ゴスホーク君もぉ』

『きたねゴスホークまたかよ…』
『さいてー』

部長…騒々しい一日が終わり□


□

『あぁ……毎日疲れるわ…何の為に会社に必要な部署なのかしら…仕事が塗り絵やお遊戯なんて…給料は減る一方だし…』

『いらっしゃーいさぁ今日は高級リンゴだ安い安い』

□ □

『国産リンゴ…毎日、カイバを薄めて食べてる私には…高嶺の花だわ』


『あーら八百屋さん美味しそうねぇ』
『あっナチュラルさんニンジンは』
『じゃあ頂こうかしら1番高いヤツね』
『へい10万ね』
『旦那は国産しか食べませんのよオホホ?』
『まいどあり』


『さすが副会長婦馬…でも美味しそうだわあっ』

「ぶちょごほうびわぁ?」(回想)


『そうよみんなにリンゴの一個くらい勇気を出して……あの…』
『へい』
『リンゴください…』
『ありがとうございますではこちら5万円のを』
『……もう少し安いの』

『ありますで一万円のが』
『……もうちょい』
『奥さんお上手でよし負けた5000円でどうだ』
『もう一声…』
『4000円』
『ぐーっと下げて…』
『3500』
『もうちょい…』
『3000』
『もう一声…』

『ハイまたどうぞさあ??リンゴが安いよ国産だよ』

□


『私は……ダメな部長よ部員に…国産リンゴの一個も買えないなんて…明日の一面よ……貧乏パラダイス…リンゴを買えず…散るってね』

『奥さん変な事考えないで手持ちいくらよもうそっちに合わせるから』
『……200円ょ』





翌日


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『ちがうにょここをクルンってしたら「ね」でちょ』
『エラソーだなポピー』
『みんにゃおままごとちよ』
『いやだユアハートがイジメるから』

『みんな集まれ今日はご褒美があるわよ国産リンゴを食べましょ?』


わぁ????い





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『なにこれ??』
『ゴミみたぁい』
『いらね』

『一万円のリンゴを200円分だけ貰ったのよみんなで分け合いなさい国産よ』

『ぶちょ恐い』


頑張れヤマニンパラダイスいつか部員が成長するその日まで…