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2024/11/17 18:40
森泰斗騎手 引退
船橋の森泰斗騎手が引退を発表した。
あまりに突然のリーディングジョッキーの引退に、さすがに驚いたが43歳とゆう年齢は騎手としては今後を考える分岐点かなぁと思えるとこで、後悔の無い人生をと思った時には当然の決断かなとも思う
森騎手は今は無き足利競馬場の出身で、これは知らなかったが3年で一度騎手免許を返上している経歴があった。
宇都宮競馬で騎手復帰するも、程なく廃止となり船橋競馬場に移籍する
まぁ外様には厳しいとゆうか、テリトリーを大事にする南関で、30歳での再出発は本当に大変な思いをしたと思うが、当時の南関競馬は転換期であり
長らく船橋の顔だった桑島孝春騎手や石崎隆之騎手が一線から退いており、同時に南関リーディングを守り続けた内田博幸が中央移籍で戸崎圭太が台頭しリーディングになった時代。森騎手も当初は勝ち星に恵まれず、自分も「まぁまぁ追える若手」みたいな評価しかしていなかったと思う
でも、馬券の相性が良く今では考えられないような穴馬騎乗で助けられた記憶もある
腕は確かな森騎手、徐々に平場で好成績を上げていきリーディング上位に浮上。戸崎圭太が中央移籍すると瞬く間にリーディングジョッキーとなった
なんと言うか、石崎的場時代を自ら終わらせた内田博に比べ、インパクトに欠けた戸崎の台頭だったのだが、更に森がリーディングになった時は他地区出身のリーディングジョッキーとなった為か全く腑に落ちなかったのが本音
ここ1番の大舞台では相変わらず御神本や真島、左海、今野らお祭り男達が活躍していて、何となく重賞での活躍が乏しかったのも地味な印象を与えた
しかし勝ち鞍は300を超える年もあり、2017年にはヒガシウィルウィンでダービーも制する事が出来た
キタサンミカヅキで交流重賞をも制覇し、まさに2010年代から現在までの南関は森泰斗の時代だったと言って良いのは間違いない
この数年は大井の矢野貴之や笹川翼らの躍進もあり、今後この3人に若手騎手が混じり誰が抜け出すか興味があったのだが、リーディングジョッキーが頂点のまま引退とゆうのも前代未聞である。
でも最初に書いたように、43歳と言えば騎手ならギリギリの段階だろう
南関リーディングとなれば騎乗数は年に1500にもなるし、一都三県で絶え間なく依頼が来るのだから多忙を極める。
船橋から出た南関リーディングと言えば桑島さんや石崎さんになるが、やはり2人も40代後半からは衰えが始まり勤続疲労は隠せなかったモノ
逆に60過ぎまでバリバリだった的場さんは若い頃大井にこだわっていたこその活躍だったと思える
通算4400勝の勝ち鞍だけに、的場さんの記録もと思った時期もあったんですが、、やはり色んな意味で大変な数字なんですね笑
詳しくは後に森騎手から話すようですが、絶頂期に王者のまま身を引く森騎手の考えは尊重したいし、これからの人生も頑張ってほしいと願います。
来年から300もの勝ち鞍が分散され、果たして矢野笹川の一騎打ちか、若手の台頭があるか楽しみです!