競馬界への区切り

的場さんが騎手生活の晩年言っていた言葉

「騎手やってるから的場騎手。辞めたらただのオジサンになる。まだただのオジサンになりたくないんで」

今さっきYouTubeで的場さんの引退記者会見を視聴しました。
半年ぶりに公の場に出て来た的場さんは、少し腹も出てふっくらしていた
そこには騎手として勝負していた頃の目付きとは違う、少し穏やかな表情にも見えた


前日本記録保持者の佐々木竹見さん、永遠のライバル石崎隆之さん、船橋の名手桑島孝春さんら数多の名手は最後に競馬場を上げてのセレモニーを行うのが常であった。
先日も森泰斗が同じように送り出されたばかり

日本最多勝騎手が記者会見のみ、しかもYouTubeで公開とゆう小規模なものとなり、今後ファンは2度と勝負服姿を見る事は出来ない。


的場さんはファンの皆様のご声援に感謝の気持ちで一杯です。が口癖のように飛び出すのが恒例であった
しかし自身のつまらない行動により、こんな形での引き際となったのは残念極まりない。
あの騒ぐ事が嫌いな石崎さんが盛大な引退式をしたのが思い出される(胴上げだけは絶対やめろと騎手に言っていたらしい)

的場さんなら自ら胴上げしろと言ってたはずだ。

悲しい、、そして寂しかった


本当にこれでお別れである。

これからはファンとしてスタンドからも応援すると言っていたが、サイン会状態になるのは目に見えている
でもただのオジサンのサインになっちゃうからなぁ、、

俺は的場文男騎手が本当に大好きだった。
この人の全盛期に出会い、大人になるにつれ変化していく中で的場さんだけは変わらなかった。

そして最後まで見届ける事が出来ました。
なんだかんだ言われても自分の財産として自慢出来ると思っています

ついに石崎隆之、的場文男が去った、、

自分の大井競馬場、競馬界に区切りが付いた気がします。