名馬会ダョ全員集合195(子の心…親知らず)

言わずとしれた…永遠のライバル



□□□

ドン

『おっ…悪いね…』
『…いえ…』

ドン

『ゴメンね…』
『…』

ドン

『シービー部長3回もぶつかるバカがいますか』
『…うるせーなお前がどけば良いんだろ□』
『私の所にアンタが割り込んだんだ』


そんな2頭を父に持った…親友


□ □

『お待たせグレイド??久しぶりだね』
『おぉ??テイオー何年ぶり』
『随分経つよね今は何してんの』
『…無職……』


□□

『…そうかぁ不景気だしね』
『ブロンズは3着が足りないって……』
『漬物の三角印に行ってみたら』
『チョーノ君がね…6頭は多いって俺はハズされたの』
『そこの事情は知らないけど』

話は父親の話題に□

『お父さんとは会ってる』
『たまにねちょっと髪が薄くなったよね(笑)』
『父上も薄いよ……みんなトシだからね』
『相変わらず……仲悪いの』

『目を合わせればケンカ連続ケンカ記録更新中…』
『認めらんないんだろうねぇ』
『同じ三冠馬なのにね……どう名馬会に遊びに来ない』





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『マズい…一戦交えてるよ』

『…ホコリを取ってやったんだお礼くらい言ったらどうです』
『…たかがホコリでなんだよ』
『タメ口を辞めろ私は上司だぞ』
『へっ□年上は俺だ…先輩だ先輩…』

『お父さん…』
『あぁレイド??なんだ久しぶりじゃねーか元気かよ』
『うん』
『おいおい…テイオーとつるむな頭ハゲちまうぜ』

『テイオーバカのバカ息子と付き合うなバカが移る』
『父上』

『たった一行でバカを何回言うんだハゲ□』
『…アンタはバカに変わりない』
『ったく…お前が怒らすから□こんなに毛が抜けちまったんだ』
『…そのまま貴方に返す』

『お父さん』
『うるせーな…耳は聞こえるよ』


□□

『無職だ』
『うん…どこも雇ってくんないんだ』
『ボーイのジッチャンでさえ歌手してるんだぞお前は若いくせに…』
『ホームレスになろうかな…』

『ったく……じゃあ名馬会に入るか俺の付き馬で』
『えっ…良いの』
『息子が困った時…親父が助けてやんなきゃよ』
『ありがとう…』


数日後…


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『テイオーシービー部長に…「まぐれの三冠馬が」と伝えろ』
『はい………グレイド…シービー部長はまぐれの三冠馬だって』

『お父さん…副会長が「まぐれの三冠馬」だって』
『レイド副会長に「後ろのタテ髪に寝癖付いてるぞ□」って言え』
『テイオー…副会長に「後ろのタテ髪に寝癖付いてる」って…』
『父上…後ろのタテ髪に寝癖付いてます…』

『テイオー「アンタは寝癖が付く程タテ髪が無いだろ」伝えろ』

『グレイド…お父さんに…アンタは寝癖が付く程…』


『聞こえてんだよバカ野郎□』
『…息子をメール替わりにするな』
『テメェもだろバカ野郎』
『…だいたいアンタはな』




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『名馬会ってこんな会社なの』
『あの2頭はね…』

くだらない喧嘩は辞めましょう…なぁ親父□(笑)