名馬会ダョ全員集合２３７（カプチーノの夢）

１頭の馬が名馬会へ…

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『ここが名馬会か…胸高鳴るなぁよし』

『オイよ』
『んあっパパ〜』
『お前辞めたのか〜』
『ついこの間ね一緒に働こうね』
『お前…引退したらやりたい夢が…』
『良いの良いの』

『カプチーノ…』





『んん…ジョーカプ…チーノ…』
『…聞いた事もない馬ですなぁ』
『んん…Ｇ１をたくさん勝ってるだけが能じゃないょ□』

トントン

『入れ』
『失礼いたしますジョーカプチーノただ今参りました』

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『…知らん』
『えっ…Ｇ１馬です』
『…いつ何のＧ１を勝ったんだ』
『履歴書を…』

『んん……０９年ＮＨＫマイル…』
『あんなモノ昔はダービー前哨戦にすぎなかった』
『んん…ダービーはシンガリ…』
『くだらん帰れそんな馬は腐る程いるんだ』

『そんな…一応最近だって活躍しましたし』
『勝ったのはオープン特別ではないかあんなモノは調教代わりだ』

『んん…ワシはオープン特別で負けたょ□』
『これは失言を…』

『あのぅ…でしたらコチラのコーヒーを…自家製でして…』
『ふんどうせ安物のマズいコーヒーだろ』
『んん…頂こう□』
『様が済んだらさっさと消え去れ貴様が働ける場所などないわこの駄馬め』



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『なんとゆう会社だ…パパがヒラ社員なだけあるそういやパパが何か言ってたな』

「カプチーノお前は引退したらやりたい事があっただろ」


『よし』

その頃…




『カフェあれで良かったのか』
『えぇ……アイツには夢があるんですこんな会社より大事な夢が』
『んん…こんな会社とのぅ□』
『いえいえ会長そんなつもりは…』

『しかし…美味いコーヒーだな』
『んん…キミが怒鳴らなければ…もっとくれたょ…』


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『あっハイヨロシクお願いします』

ピッ

『やったぞついに念願の』


数日後…


「珈琲のジョー」

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『夢が叶った…喫茶店出店…最高級の豆を使った最高のコーヒーを提供パパにも教えないと』


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『カプチーノの奴（涙）…よくやったなパパは嬉しいぞ……ん何か書いてあるぞ…』


「※当店は名馬会副会長の入店を禁じております」


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『ドッキリが過ぎたか…副会長にバレないようにしなきゃ…』

ジョーカプチーノお疲れ様でした□