名馬会ダョ全員集合２５１（２大巨頭ＶＳ良血）

果たして入会出来るのか



□□□

『緊張する…』
『ちょっと…面接はディープ君じゃないんだから』
『初めてっすよ』
『夫婦なのに敬語使わないでよ』
『ラブちゃんがうるさいから…』
『ヴェイグ…シャキッとね』

『はいはーい』


□□□

『んん…面接じゃ□』
『…真っ先に落とします…問題外の成績だ』

トントン

『入れ…』

『失礼します』
『失礼…します』


『…保護者同伴か…ここは幼稚園のお受験じゃないぞ』
『副会長…私ら夫婦の意気込みを』
『ふん２頭で良血ぶりをアピールかくだらん』

『んん…では娘さん…お名前を』
『グルヴェイグ〜』

『…グルーヴ・ディープ…会長が呼べないような名前を付けるなバカ』
『んん…グルヴェイグじゃろ』
『…言えるんですか』


『オジイサンは５冠馬…日本競馬界の頂点に立つ伝説の馬。日本高度経済期のヒーロー』
『んん…よく知ってるの□』

『よ…よし…ヴェイグこちらの方は？』

『日本競馬唯一の、無敗の三冠馬で…初の７冠馬…無敵の皇帝と呼ばれる、史上最強のサラブレッド。』

『ブッ…ブハハハハ〜〜〜可愛い娘だよく見れば美馬ではないか良い子を産んだなグルーヴ』
『は…はい』

『会長成績は目をつむり…名牝部門に』
『んん…名牝はいらんと言ったろに』
『名牝部門はグルーヴが部長…そこは上手くやるでしょう』

『会長是非お願いしますわ』
『会長僕からも一つ』


『んん…まぁ良いわぃ…４歳馬は指導が大変じゃが…２頭がしっかり見張るんじゃぞ□』


会長には全てお見通し


□

『ブハハハ〜無敵の皇帝か〜私もまだまだ知名度があるなぁ〜』


ガシャン



『では僕たちもこれで…』
『んん…カンニングはいかんょ』
『えっ』

『んん…４歳の牝が…ワシや７冠ハゲの事を知るはずがない…』
『…』
『んん…単細胞なヤツは騙せるが……ワシには通じん』
『会長申し訳ありません…』

『んん…ヴェイグちゃん…タバコは吸ってるのかい？』



『一日一箱だよ』



『こらヴェイグ』
『んん…仔馬は正直じゃ…』
『会長、入会を取り消してください…』


『んん…ワシはヴェイグちゃんを入会させんとは言っておらん…ただ嘘はいかんょ…面接は正直にやりなさい□』
『はい…』
『んん…会社を舐めてもらっては困るんじゃ……ヴェイグちゃん□改めて皇帝ハゲに挨拶してきなさい』






□ □

『ハゲ〜〜皇帝ハゲ〜〜』
『ブハハ〜そうです私が皇帝ハゲです……貴様ぁ〜〜』

グルヴェイグお疲れ様でした□