早田秀治騎手

本日のメインは早田功駿騎乗のラストキングが勝ちました


早田秀治とゆう騎手をご存知ですか

かつて『重賞請負人』と呼ばれた大井競馬場…南関を代表する騎手
早田功駿は実息です


記憶に新しいトコだと２冠馬オリオンザサンクスが有名ですが
ジョージモナークで中央のオールカマーを勝ったり、ヒカリルーファスやトチノミネフジなども有名。一時期は中央にも乗りに来て腕を振るいました□
端正なルックスで『元祖花形』と呼ぶべきか
騎乗スタイルは逃げ先行で妙技を発揮し、直線ではムチ連打の激しいアクション
総合リーディングには顔を出す事はあまりありませんでしたが…こと重賞となると、その勝負強さはザキフミ全盛期でも群を抜いておりました

現在５２歳で森下博・石崎隆之・的場文男騎手に継ぐ年長者ただイマイチ知名度と人気に欠ける






最近の騎乗数の激減が要因でしょうか数年前から１０００勝へのカウントダウンと言われながら…未だに９９０勝で足踏みしている
何せ昨年は５勝に留まり、息子の功駿に勝利数で抜かれてしまいました

重賞請負人と言われたかつての姿は見る影も無く…今や重賞の騎乗すらままならない
早田と言えば功駿であり、父・秀治の活躍などもはや過去の話なのか…


往年の早田パパの騎乗と言えば強気で大胆
泣く子も黙る『大井の不死鳥』高橋三郎にケンカを売り…潰しに行き、以後の不仲に繋がったエピソードは親父から聞きました

思えばこうゆう騎乗をする騎手が減ったなぁかつてのサブちゃんのポジションが帝王なわけだから、若手は遠慮なく競りかけ潰すくらいしないといけない腕の見せ所はその先から…ぬるま湯と感じるのはこうゆうトコからも


近年めっきり活躍を見ない早田パパの現時点最後の大舞台での活躍は
２０１０年の大井記念□


１ セレン
２ ボンネビルレコード
３ グラストップガン

で中波乱の決着

当時はキング石崎が手綱を取っていたセレンが１番人気に応え優勝アブクマポーロに重なって見えたなぁ
ボンちゃんも中央から再転入初戦で２着し次走帝王賞でカネヒキリと接戦を演じ、まだ元気だった頃


波乱の原因は他ならぬグラストップガンでした□折り合い難があり、長距離は不向き…ただ確かＡ２で勢いがあり経験豊富な早田パパなら降ろせるんじゃないかと人知れず期待していました

見事にガッチリと折り合わせ、直線手前で一気に先頭さすがに切れに勝る２頭に交わされるも３着
まぁ残念ながらボンちゃんを軽視して３連複はハズレた記憶（笑）


早田秀治ここにありを実証すると同時に、石崎隆之・的場文男・早田秀治の決着なんて感涙モノ□
長距離は腕だなぁってつくづく感じましたね



グラストップガンが引退した後は…大井においても完全にフェードアウト
前半のＣクラスで淡々と回るだけのレースばかりアンチャンだし、まだまだ壁で居てほしいのに…

今年の初勝利が前開催のエイワオーティス□だからどれだけの低迷ぶりかが解る
この日はキング→帝王のワンツーがあった直後で、その後に同じ９０年代を盛り上げた張田騎手も勝利

なんだか刺激しあってるようでニンマリしました

あと１０勝なんでどうにか１０００勝には到達してほしい
早田秀治…まだ老けちゃいかんよ