名馬会ダョ全員集合２７０（スーパー店長タイム）

名馬会以外ではおそらくＮｏ．１の出演回数

「レストラン ブロンズ」

□ □

『はい♪では今日の１５時に履歴書を持って来てくださいね…はい失礼します』

ガチャ

『シェイディ〜バイトの応募？』
『はい、結構お年を召された馬でしたよ』
『このご時世…苦労してるんだね』
『確かもう１頭も面接ですよね』

そして


□ □

『初めましてナイスネイチャです』
『カミノクレッセと言います…』






『……何回か走りましたよね…一緒に』
『２回ですかね？』
『じゃあ履歴書を』
『はい』


『ふむふむ…あら…２着が多いですね』
『いやでも９１年の天皇賞…繰り上がりで３着なんて奇跡ですよ』
『でも…実際は４着ですよね』
『そなシビアな〜』

『いやね…バドちゃん入れた時は馬手が足りなかったから２着止まりでも採用したんだけど…』
『お願いしますよ就職口無いんすよ』
『白三角がありますよ？脇役がやってる漬物屋』



『あの店長…面接希望の方が』
『しまった…忘れてた一緒にやっちゃお』


□ □□

『どうも』
『ロイヤルタッチじゃないかキミは常連なんだから』
『…働きたいんすよ』

『履歴書…皐月賞２着、ダービー４着、菊花賞２着…』
『イマイチでしょ』

『これさ…なんで３着になれなかったの？その辺の考えの甘さは何？気の緩み？』
『いや…やっぱ一生の一度の舞台だから……』

『一生に一度の舞台だから３着に価値があるんだよ』
『でも格下相手にも負けてますし…古馬になっても活躍してませんし』

『お前待てや先に面接したのは俺だぞ』
『関係ないすよ』
『先輩に譲れ若造』
『オジンは出てけよ』



『黙れやボケェ〜〜』

『…。』
『…。』

『３着……キミ達はこの着順の素晴らしさが解るかね？』



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『さぁ始まったぞ…』
『スーパー店長タイムだな…』
『長いぞぉ〜』


『３着……確かに負けてはいる…１着からは離された負けだだが自分を信じて馬券を買ったお客様が居る事を忘れるな』

『…。』

『単勝や馬連を買ったファンは裏切ってしまう…だが複勝やワイドでは助ける事が出来ているこれがミソだ。３連複の一頭軸ならどうだ？なぁ？』

『はい…』


『連勝する事は大事かもしれん…だがしかし！負け続ける馬もいる！惨敗が続けばファンも離れる……だが３着が続けばどうだ？「次は勝つかも」「応援したい」とゆう方が増えて行くだろう！不思議な着順と思わないか？なぁ？』

『店長…』

『だが決してわざと３着になってはいけない…一生懸命に走っての３着が心に響く。逃げては差され、差して届かず…それでも諦めずに走り続ける』

『店長店長…』

『ホンマ深いねん…深いんやで……ホンマに３着て素敵やん』


『店長…２頭帰りましたよつかなんで紳助なの…』


『ホンマ深い……あれ…』

『もう５頭で頑張りましょ〜』
『トゥザグローリーって引退しないの？』
『有馬の記録並ばれまっせ』
『許さんヒルノダムールが居るさなんなら俺が復帰してやる』


熱いぞネイチャ店長