東京記念を振り返る

東京記念が終わった
結果としては○→△→…の決着で、自分の常識の範囲内で収まったかなぁとゆう所
ただ、トーセンルーチェの惨敗は予想がハズレたとゆうより落胆の一言まずは各馬の評価を


勝ったのはスマートインパルス□分析から予想で書いたように、勝負所でモタつく面があり…昨年まではそれでも間に合う相手に連勝しましたが、さすがにA１にもなると勝ち切るのが難しい
ただ今回は外回りの長距離で、エンジンのかかりが遅いインパルスには条件がピッタリだからこその○でしたが…この完璧な勝ち方は馬を知り尽くしたヤネの騎乗があってこそ
ミカ様にとっても自厩舎の三坂厩舎で初の重賞制覇！去年の勝島王冠の借りを返した


２着のスターシップは地力に尽きる。伊達に中央オープンじゃないし、こうして活躍する馬なら転入しても意味があると思うカキツバタロイヤルがスパートすると、こちらも進出して長く脚を使った。今後も８歳ながら活躍を見込めそう。何より駿は重賞でキングに競り勝ったのは嬉しいだろう


３着のカキツバタロイヤルは久々にキング石崎の『キング』ぶりが観れた
距離に不安のあるカキツバタロイヤルを中団外目で折り合わせ、向正面から早めスパート…馬場を考えると、あのタイミングで進出しなければ結果は違ったスターシップが後ろを付いていったのが印象的(笑)
ピタッと脚が固定され、上体がブレない追い方は…アブクマポーロの頃から変わっていない
５６歳…いやいや未だにキング

トーセンルーチェは最後に


５着はボンネビルレコードが入った帝王の乗り方はおおよそ勝つつもりじゃない騎乗背中を誰より知る帝王自身が、ボンちゃんの衰えを感じてる。終始離された後方から…３コーナーでスパートし、例によって外からジリジリ
しかし何度も言いますが、１０歳にして４度連続の掲示板は偉業今の南関馬が１０歳で活躍出来るとは思えない

マズルブラストは完全に落ちきったかつての勝ちパターンの３コーナーのロングスパートが出来なくなり、先行してただ下がるだけとゆう内容定年を伸ばしたとはいえ…この走りを見たいファンは居ないはずだ



さて…トーセンルーチェ
過大評価だったのか金盃・大井記念で負かした相手も骨っぽく、内容もワンサイドで…ついに本格化と感じたんですが
この馬の本格化より、南関の新星誕生を願うばかりに…ああいう評価になってしまうのか□少なくとも不良馬場や休養明けは言い訳にならないし、何より中央馬を相手にするならどんな条件でも勝てるくらいのレベルにならんと

相変わらずフリオーソ以来生え抜きの新星は誕生しないテラザクラウドにツルオカオウジ…そしてトーセンルーチェ夢を抱きながらあえなく崩れる
スマートファルコンが引退し、ゴルトブリッツがこの世を去ったとは言え…中央は新しい馬がポンポン誕生する

かなりの期待を込めていただけに落胆の気持ちは大きい



大井中継のCMで印象的なモノがある

『交流元年から１７年…中央４００勝、地方１５０勝……中央は地方に１５０敗している』

こんな感じか(うろ覚え)
頭に残る言葉１５０勝してる事実を改めて思い出して、意地を見せる事
泥臭くガムシャラに地方馬らしい地方馬の誕生を願う(何度目か)