名馬会ダョ全員集合２７６(君はイマイチG1馬!？)

なにやら揉め事

□□ □

『んん…こりゃあ久しぶりじゃな』
『いつも会員の皆さんが来て頂いて』
『んん…なんじゃな頼み事とは』

『いやぁ…今日面接に来る馬居ますよね？』
『んん…昼のルメールかの□』

『ヒルノダムールですあの…しばらくウチに回して頂けますか？』
『んん…馬手が足りんか？』
『ルソーがケガしちゃってバドちゃんが風邪…当分シフトに入れないんです…』

ドン

□

『ダメだぁ！許さんG1馬を貴様ら駄馬レストランに入れるなど』
『んん…キミは空気を読めんのか□』
『会長許してはなりません！名馬会にはG1馬決まりでございます』

『いや…お願いしますよ店やってけなくて』
『トップロードをくれてやる』
『トップロードやロイヤルタッチは何度も面接落としてますし…今さら』

『んん…ナリタトップロードなら良いのか…』
『活きの良い５歳！譲るワケにはいかん…だいたいG1馬は雇わない主義だろが』

『こうゆう時は助け合いましょうよ』

トントン

『会長、副会長…あの面接の新馬が』
『んん…もう当馬に決めさせぃ』

□

『はじめまして！ヒルノダムールと良います』
『んん…夜は何をしとる？』

『…………。』

『…貴様、会長のボケはスッと返せ！』
『えっ…夜は……夜は』
『ボケ老馬のボケはさっさと返せ！』

『んん…ボケ老馬とはなんじゃワシは会長じゃぞ』
『…申し訳ない…』

『５歳とゆう若さを活かし名馬会を支えて行きます』
『んん…ワシのが年上じゃな…』
『会長当たり前です』

『んん…ワシとて５歳の頃はあったんじゃ…』
『４７年も前でしょ貴様G1は天皇賞だけか…』

『んん…２着…３着…３着…なるほどな□』

『いや〜〜良い成績だわ□』
『あの…誰すか？』
『ナイスネイチャ知らないよね？』

『……悪い見本ってよく言われましたね…』
『ムカッ…』

『んん…天皇賞のみの勝ち鞍なら長距離部門じゃが』
『インパクトに欠けるヤツだステイヤーとゆうワケじゃ無さそうだな』
『なんか…勝ち星が遠くて』

『ねぇ〜ちょっとだけバイトしない？』
『名馬会に入るつもりで来たんすよ』

『ふん天皇賞馬と聞いたが…期間限定ならブロンズに譲っても良いぞ』
『ありがとうございます！』

『そんな副会長〜』

『気安く呼ぶな！初対面のくせに』

そして


□□

『さぁここが店だよ〜やる気しだいで時給上げるからね』
『一週間だけすよ…「粘るな・差すな・追い抜くな」…嫌な社訓』

１時間後


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『お疲れ様ね』

『ブロンズ最高〜〜っす明日も来ますからね〜お疲れ〜〜っす』


『店長…凄まじいやる気だね』
『…彼は良い目をしてるね』

ヒルノダムールお疲れ様でした□