ＪＢＣを振り返る

ＪＢＣ３競走が無事に終了した□
結果は大方の予想通り、中央馬の３タテに終わり…南関で気を吐いたのは不完全燃焼ながらクラーベセクレタ１頭
結果を見るに、頭を捻り考えて考え抜いて馬券を打ったファンがハズレ(自分のまさに)
素直に素直に馬券を打った人間が勝利出来た結果に思うでは振り返ってみます

ＪＢＣレディスクラシックは断然人気のミラクルレジェンドが勝利。川崎マイルの大外での結果だけに…もはや重箱をつつく場所が無くなりつつある近年を代表する砂の女王でしょう
ラヴェリータ同様に「強い馬」で「速い馬」では無い…そうチェンジしてほしいなぁ

期待したクラーベセクレタは、予想した先行すら出来ず…終始インの狭い所でもがき、反応も鈍い；ミラクルに勝つには直線入り口で５馬身差と何度も書くように、切れで敵わない相手より後ろでは…この時点で勝ち目は無いズブさが出て来たのか、仕掛けてからが遅すぎる…何やら暗雲。このズブさが体調面で無ければ、今後交流戦で勝利は不可能

サクラサクラサクラの健闘は正直びっくり大井時代にA３特別で勝ちきれなかった馬…なによりタイトが積極的に乗った豪そう…参加賞など失礼な事を書いたが、出走全馬…最後まで諦めちゃならんそんな初歩的な部分を教えられた気がする

惜しいのがナターレで、何をトチ狂ったか帝王がハナから抑えた確かに「違った競馬をさせる」と陣営が言ったが…前に馬が居るだけで辞める馬…必然的にシンガリ負けも納得何を考えたかは知らんが、もし強引にもハナに行けば、川崎得意なだけに２着はあったんじゃないか？


ＪＢＣスプリントは一重に『元・南関リーディング』の上手さを再認識チョウサンペガサスが出遅れ、ラブミーチャンは番手競馬…万を辞して、と言うかハナから決めていたのかセイクリムズン…もし先団に居ても結果は同じだったはず。来年７歳でまだまだ重賞を盛り上げるでしょうが、ことG1で勝利は難しい
スーニも天井が見えたみたい…ズブさが増して、抑えて届かず昨日のように仕掛ければカカり詰めが甘くなる…これはスランプでは無さそう
ラブミーチャンは終始厳しい競馬で、やはり早めに来られると脆いセイクリムズン同様に大舞台では厳しい


ＪＢＣクラシックはワンダーアキュートが圧勝。２１キロ減や休み明け、苦手な輸送は何のその…あの化け物にハナまで迫った実力は凄かった
このレースも上手かったのは内田プリントとは逆に、中団でごちゃつくならケツからのマクりに賭けたシビルウォーだから出来る事だが、そこらの騎手なら内で窮屈になったはず
トランセンドは昨年のレースを生で観た身としては、寂しい敗戦…まぁベスト舞台じゃないから今後頑張ってほしい
あとテスタマッタはスプリントに出てはどうだい？□


全体的に消極的な騎乗が目立った南関勢そんな中クラシックでは、帝王が玉砕(笑)大差のシンガリですが…ダメで元々の逃げは美学だ
しかし１番感動したのはタマモスクワート□ヤネはかつての浦和リーディング見澤譲治
。向正面から次々に中央馬がマクり合戦。マグニフィカが歩き、アートサハラも全く動けない…万事休すの中、A２のタマモスクワートが中央に混じって追い上げてるじゃないか見澤さんも久々の交流G1で燃えたよなぁ…最後は力尽きましたが、６着で地方最先着

やはり共に地方馬隆盛の時代を知る騎手だけに、タダでは死なんとゆう気迫が見れた□
だからこそクラーベセクレタの戸崎には参る叩いてでも先行して、せめて肉薄してくれ唯一無二の存在が向正面で勝負アリじゃなぁ…
あげく岩田に握手しに行ってるよ……そうかぁ〜これからお世話になる『岩田さんに』勝っちゃダメなのか

ちゃんちゃらオカシイぞ戸崎圭太