名馬会ダョ全員集合２９２(牡馬か牝馬か)

なにやら異変が起きている名馬会



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『ユキチャンすまぬが…お茶を頼む』
『♪……』
『貴様ぁ！お茶だと言ってるだろが』

『…ポットあるんで〜自分で飲んでください』
『くぅ…』


□□□

『んん…ラモーヌちゃん…肩を揉んでくれんか…』
『……。』
『んん…耳も遠くなったか……』
『…ミホ君に頼んだらどーですかぁ？』

『は…はいはいお父様』
『ミホ君お菓子買ってきてよ』
『はい……』


□□□

『あれ…シービー部長どうしたんですか？』
『マックスビューティに…菓子パン買ってこいって…』
『あらぁ〜俺はグルーヴさんに…タバコを』
『俺のが年上なんだぞ』
『まったく…副会長があんな事言わなければ』


ジャパンカップ当日


□□□

『んん…どうやら…オルヘーブル君は大丈夫そうじゃ』
『当たり前です…ここを勝って６個目のG1』
『んん…キミはまだ言ってるのか□』
『エスポワールシチーに圧力をかけねば…』
『んん…器の小さな皇帝じゃ…』

『あら♪もう走るんですね』
『オルフェーヴルの公開調教だ』
『それはどうですかね〜ジェンティルドンナも三冠馬なんですわ』

『ふん牡馬と牝馬…まるで違う！』
『副会長〜そうゆう性別の格差は時代遅れですよ』

『グルーヴ貴様まで…だいたい牝馬の三冠馬などロクに牡馬と戦えないだろうが』
『じゃあよ…ドンナが勝ったら〜テメェ言う事聞けよな』
『アマゾン何とでもほざけ…』

『じゃあ〜□ドンナが勝ったら…１週間、牡馬は牝馬のパシりになる事』
『良いですね〜』
『良いな？』

『…この皇帝がパシりだと…』
『断るのか？無敵のハゲ頭』
『…受けて立つわ！』

『ちょ…副会長もし負けたら…』
『オルフェーヴルが走るのだぞ有り得ん』






「先頭はビートブラック！来た来たオルフェーヴルが来た」

『もらったぁ』

「しかし内からジェンティルドンナ！ジェンティルドンナ！」

『行け〜〜〜』
『…ぶつけろ…ぶっ飛ばせ…』


『ぬぅぉう今の観たか！反則だぞ』


「並んだまま！並んだままゴールイン」



□□

『審議ですね副会長…』
『当たり前だ間違いなく降着になる…』


『アマゾン…さっき何か言ってたわよね？』
『別に』
『なんでオルフェーヴルにぶつかったのかしら…』


そして


「確定しました！勝ったのはジェンティルドンナ！牝馬三冠馬が牡馬三冠馬を破りました」


『やったぁ〜〜』
『牝馬三冠馬キター』
『…ハゲ……約束守れよな』

『……くっ』





□

『あぁ…ドンナ……もうちょい上手くやれよな？』

この話はフィクションです…たぶん