名馬会ダョ全員集合２９３(会長になる為に必要なモノ)

会長は期するモノがあるらしい



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パカッ…パカッ…パカッ……

『お父様…杖を持ったらいかがです？だいぶ歩くの遅くなりましたし』
『んん…バカにするでない…ワシは三冠馬じゃ□』
『転んだら大変ですよ』
『んん…ミホ……』
『はい？』

『んん…ワシが転んで頭を打ち…そのまま天界に行けば…』
『なにを言ってるんですか』
『んん…名馬会は……』
『いやいや僕なんかとても会長職など』

『んん…誰がお前なんぞにやらせるか』
『……』
『んん…だからと言って…あのハゲに託したくもない』


『ヘックション誰だ！私の噂をしてる奴は』


『でもお父様はずっと長生きなさりますから』
『んん…お前来年は３１歳じゃろ』
『それが何か？』
『んん…ワシの記録は３６歳じゃよ□…親孝行をしろ』

『カムイオーさんに言ったらどうですもうすぐですよ？』
『んん…お前には抜かれたくないとゆう…話じゃ』

そんな時に


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『見ろよ…会長はもう退くつもりみたいだな』
『みたいだな〜』
『次期会長…今から考えてみないとな』
『みないとな〜』

『ドトウお前うるさいんだよ
『悪かったよ…昔からの癖でさ』
『もし会長が退けば…俺にも会長のチャンスがあるそうなれば…』
『そうなれば…』


『おいオペラオー、中長距離は会議すんだろ？』
『口を慎めウィークチーフ俺は世紀末覇王にして次期会長だ』
『会長だ』

『あっそ…んで小判鮫のドトウが副会長なわけ？』
『黙れさっさと会議に向かえ』




□

『中長距離部門の会議を始める…こらタマモさん起きろ』
『…チッ…俺が何歳歳上だと思ってんだ』

『タケホープ終身名誉ヒラ会員』
『…わざわざ全部言うんじゃねー』

『アンタら誰のおかげで食えてると思ってんだ何千頭も居る中長距離部門を支える…俺がいるからだ』

『あの』
『なんだ…お前誰だ？』
『クライです…ハーツクライ』

『ハーツ……あぁ〜ディープにマグレで勝ったお前な』
『中長距離は…みんなの力があってこその部門だと思うんです』

『ほぉ〜〜そうかぁ…ならとっとと辞めるんだな〜クソが』
『』


パカッ……パカッ……パカッ

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『んん…キミの言う通りじゃ…』

『これは会長さすがわかって頂いて…』
『んん…カツフライ君の言う通りじゃ』
『会長』

『んん…オペラオー君…キミは全部門で最も支持率が悪い部長じゃ□』
『そんなバカな〜〜』

『んん…権力を振るい…弱者をねじ伏せる…どこかのハゲと変わらん…』
『…』
『んん…何千頭いる部門で…キミを慕うのはドトウ君だけではな□会長など…夢のまた夢じゃ』
『なぜその事を』

『んん…会長になりたければ……信頼される上司になりたまえ』


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『よっ会長』
『さすがに違うなぁ〜』
『会長は永遠だぜ〜』


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『ドトウ…俺は副会長に似てるのか？』
『ノーコメント…』

ずっと会長は会長で居てほしい