南関東リーディング

中央競馬も５日に開幕□南関競馬は１日から川崎開催で幕を開けました

４日のメインは川崎大師オープン
ここに明け１１歳のマズルブラストが参戦南関競馬は基本的に９歳を定年として引退していきますが、A１クラスに限り掲示板に１度入れば何歳でも出走が可能

昨年より先行してはタレる競馬を繰返し、かなり衰えが目立ったマズルでしたが…この日はヤネが若い頃の主戦今野に替わり、それこそ昔の中団待機策に出て徐々に進出、勝ち馬から離されましたが３着で早くも来年も現役で居られる権利を得ました
南関史上の最年長がコアレスフィールドとクールアイバーの１１歳…このまま無事なら来年度は新記録達成になりますフジノウェーブが掲示板入りすれば…ダブルでウェーブの場合は冗談抜きに勝ってしまいそう

かつては長距離の鬼であり、南関最後のステイヤーと呼ばれたマズルブラストボンネビルレコードを加え、この世代は脅威的
まぁ〜自分の考えとしては１１歳馬が簡単に通用する…今の状態のが問題と思いますがね



さて２０１３年の南関の最大の注目はリーディングジョッキー争い余程の事が無い限りは戸崎の中央移籍は確実で、４００近い勝ち星が散らばる今年…はたして誰が勝ち得るのか

最有力は御神本騎手で、なにより４場での活躍ぶり、パイプの強さと信頼感昨年半年のハンデがありながら１００勝以上を積み上げた事からも…現在の南関競馬では頭一つ抜けている
昨年から騎手会所属になった真島騎手も、飛躍の年になりそうミックな騎乗は、差し馬で見栄えする□判断力も長けてきて、バカなレースも少なくなった
地元大井のみならず、今後は他場の勝ち鞍を伸ばしたい
船橋の森泰斗も俄然やる気□気になるのが『先行抜け出し』の無難な騎乗が目立つようになり、悪い意味で大人しくなった事彼はもっと思い切った騎乗が出来るはずだ

ここに大井の坂井英光が加わるはずジーエスライカーだって応援してるはずだよ

これを追う言わば『△印』が今野忠成、石崎駿
前者は無類の勝負強さ、後者はやはり父の影響力から、船橋を中心に有力馬が集まる。更にベテラン張田京が昨年狂い咲きしたように、未だにしぶとく『係長』ぶりを発揮している
浦和の繁田謙一や水野貴史も逆襲の年だし、川崎の山崎聖士もメキメキ伸びている

元気が欲しいのが川崎の町田直輝天才と呼ばれた数年前の勢いはサッパリ腕を買っているだけに不満
力を付けてきた大井の和田譲二や船橋の沢田龍也ら若手達も貪欲に勝ちを狙ってくる



長々と何を言いたいかと言えば、今年は南関史上稀に見る『戦国リーディング』になりそうな事□

どの時代にも絶対的なリーディングが存在した訳で
ザキフミや竹見・三郎のように両者譲らぬの二枚看板時代は存在したにせよ、こんな大混戦は初めてです
内田らと厳しい時代を生き抜いたヒデ達の世代
戸崎時代に成長していった真島達の世代
これからの南関を背負い立つ若手達
もちろん時代の体現者…石崎隆之・的場文男・森下博・早田秀治の重鎮達も睨みを利かす

世代闘争と言うか、やはりここを勝ち抜いた騎手は今後の大きい糧になる
新しいライバル関係を確立し、二人が凌ぎを削るも良し
大晦日までもつれる大接戦でも良し
はたまた考えを覆し誰かが圧倒的な力を見せるか

とにかく『ぬるま湯』から脱却し、かつての熱のある騎手達の戦いにも期待したい
ワクワクするなぁ