Ｍｒ・ＴＣＫの『ＴＣＫ女王盃』全馬分析

先週の雪と今日午前の雨…時計はかかるも前は止まりにくいただ外目の伸びの良さも目立ち、そこまで馬場に極端な傾向は無い
中央地方の大将格が不在であり、特に中央からはオープンに満たない馬が名を連ねた…２軍を相手に恥ずかしいレースは出来ないし、ここは死に物狂いで勝ちに行かなければならない。

では分析


1-01 トウホクビジン
ご存知笠松の鉄馬。ただ連戦するだけでなく、昨年もしっかり重賞を制する辺りがこの馬の凄さで、年明けの川崎では４着と健在ぶりをアピール。今年も展開次第では、勝ち負けは厳しくとも掲示板の端なら有り得る馬

2-02 プレシャスジェムズ
もう南関でも馴染みの顔。昨年から一時のシブとさを感じなくなり…衰えかと思わせたましたが、ＪＢＣでは張田が控える競馬で新境地を見せる。引き続き張田の手綱は心強いしミラクル不在の今回は、もし自在性を増したならば…面白い存在になりそう。交流重賞は勢いより経験がモノを言う

3-03 オメガローズマリー
大井所属のB２クラス。転入してから掲示板に常に食い込み、B３特別での勝ち方は鮮やかでしたが…ここ２戦はB２で離された内容…当然重賞で勝ち負けは厳しくなる

3-04 アクティビューティ
ムラな成績であり準オープン勝ちも穴扱い。前２走の重賞の内容もお粗末で中央の６歳牝馬…特に買いたくは無いですが、右回りに適性が偏ってるとすれば大井で前進があるかもしれない

4-05 レッドクラウディア
今年の中央馬の大将。元々クラーベとは僅差の競馬をしてたし…前走のクイーン賞はさすがに内田が『船橋』での乗り方で他を翻弄した。ただ当時はクラーベの不振と人気馬総崩れのレベルに疑問がある内容だっただけに…あれが実力通りとは思えない。力勝負のここが試金石と思う

4-06 アルドラ
金沢所属ながら、前走ダービーＧＰ３着と頑張るも…今のダービーＧＰは名前だけの２流レースになってしまっていかにも相手が軽い。大井で他地区馬が活躍するには真の実力が必要であり…昨年のＪＤＤや一昨年の２歳優駿での結果が全国区の実力と見る

5-07 エミーズパラダイス
一昨年から注目され、昨年は牝馬ながら牡馬クラシック戦線で主役級の活躍をし、秋にはロジータ記念を制した世代屈指の実力馬。前走も好タイムで勝った反動と考えれば度外視出来る…ただ安定した走りの半面で強さを感じないタイプで、ソコソコ頑張る姿は想像出来ても…中央馬を完封する力は疑問

5-08 ハルサンサン
３歳時は無冠に終わった馬が昨年のこのレースで大仕事を成し遂げた。そこからの休養から３戦目で大井マイルの好条件だった前走は、５８キロに外枠・道悪と最悪な条件が重なり４着。連覇はともかく自身の競馬をすれば、恥ずかしい競馬はしないはずで…今回は力が入る

6-09 ツキノテンシ
着実に賞金を重ねA３にまで上がった努力の馬。石崎親子で何度も穴を開けた個性派ではあるも…さすがに交流重賞は家賃が高い。センハチも今のこの馬には微妙に長く感じる

6-10 メーデイア
名前も知らない馬。戦歴を見る限り南関重賞で即勝てる馬とは思えないが…前走負かされたタカオノボルが交流重賞でソコソコ頑張ってるだけに、適性次第では面白い馬かもしれない。この馬に勝たれると正直ため息が出るんですが…

7-11 マニエリスム
一昨年の東京プリンセス賞馬も以後はタイトルに届かず…鋭い脚を使えないタイプで、一瞬の切れが斤量や牡馬相手で削られている点が大きい。更に１４００では短くセンハチは長いとゆう…厄介なタイプで…前走は５８キロを背負って３着と、現状は確実に大井マイルがベスト舞台であり、今回はギリギリのセンハチ…素質は認めても不安点も多く、取捨選択に困る

7-12 プリンセスキナウ
プリンセスペスカと勘違いしていたが…全く知らない馬だった。１０００万クラスだから単純に力不足と考えたいですが…ただそんな馬が容易に勝ち負けするのが今の地方重賞

8-13 アドマイヤインディ
高知で破竹の連勝を続け迎えたクイーン賞…まさかの３着で波乱を呼んだが、ヤネのイン付きの好騎乗プラス人気になった川島勢や中央馬がコケて、レースレベル自体に不満があり…同じ結果が出るとは思えない

8-14 レオキラメキ
現在はB１クラスで、差し馬場になれば必ず注意したい切れ味を持つ。自己条件では馬群を抜いて差して来れて、根性も有る好きな馬ですが…やはり重賞では力が足りなすぎる

予想は明日