的場文男騎手 ６４００勝

大門文靖、悲願のダービー制覇を期待した９度目の東京ダービーは…４着
今年は近年最大のチャンスと確信していたんですがうまスタ全クリは遠いなぁ

さて本物の的場文男騎手が、また新たに金字塔川崎開催で地方通算６４００勝を達成いたしました



ん〜〜気の遠くなる数字大井競馬場…そして頑なに南関競馬にこだわりを見せた男が積み上げた勝ち鞍
まぁ３０００・４０００とゆう数字は今後も誕生するでしょうが……佐々木竹見氏、的場文男、石崎隆之の３人の６０００から上とゆうのは…おそらく不滅の数字と思われます

俺が生で観た、的場さんの勝ち鞍は何勝くらいか…１００勝以上は間違いなく目の当たりにしているブルーファミリー、ナイキジャガー、コンサートボーイ、ゴールドヘッド…未だに脳裏に焼き付いている

１つ挙げるなら…月並みだけど９７年帝王賞になる□残念ながら直線に入り肩車を辞めてしまった親父のせいで…よく見えなかったが精一杯の声で『的場さ〜〜ん』『石崎さ〜〜ん』と声をあげた

石崎隆之と共に南関の二枚看板として君臨した時代
内田博幸の高き壁となった時代
若きリーディング戸崎圭太に真っ向勝負を挑む現在

すべての姿が想い出


ただ『１勝』とゆう重みを一番感じるのは、今だと思う
心技体いずれも衰え…思うようなレースも出来ないお手馬も若手に回る現状の中…自分が出来る精一杯の騎乗を心掛けて、競り合いになれば息子以上年の離れた騎手と叩き合う
１着でゴールする姿は…昔とは違う背中


同世代はおろか弟子や甥っ子まで調教師になって…大井全体で浮いた存在かもしれない
ただ若手には見習うべき点は多々あるはず

最も指摘される返し馬ただ単にウォーミングアップをする場ではない…

ゆっくりゆっくり踏みしめ、どこが愛馬にとって走りやすいのか、砂の浅い部分はどこか…気持ちが入ってない馬には…２〜３発ムチを入れ怒らせる
いつも待避所に入るのは最後…一人ぼっちでパカパカ歩いている□他の騎手は中で談笑している

ぬるま湯と言いたいのはこうゆう所こっちが銭を落として買ってるのに…乗ってるヤネがヘラヘラ喋りながら返し馬をするなよいつも頭にくる

スタート前にムチを振るう場面もあるが…この時はかなりヤル気のサインだ

あのトシでいつもペコペコと頭を下げ、馬主・調教師・ファンへの感謝は忘れない

勝ったら『ありがとうございます』
負けたら『申し訳ありません』

騎手はこの二言だけ□佐々木竹見氏の言葉…体現出来てるのは彼らの世代が最後だろう



例年のペースで行けば秋には６５００の大台が見える
おそらく大井競馬場でセレモニーは行われるはず……ファンは竹見さんの７１５３勝の更新を応援するだろうがこればかりは５６歳の帝王の個人的な考えになる
最後の区切りと考え退いても…『なんで辞めるんだ！』とゆうファンも居ないはずお前が乗ってみろと言いたい


ただ…場内に居る誰よりも落ち込むのは、誰あろうこの俺

出来る事ならずっと観ていたい…でも無理だけはしてほしくない最近は複雑です。この前も木曜に右足を打撲し、金曜の朝には元気に調教を付けたそう
もうリーディングでも無いんだから…無理せずに乗ってほしいんですが□これが『大井の帝王』としてファンに対する姿勢なのかな
一昨年かな…川崎でコーナリングの際、派手に吹き飛び３回転さすがに『死んだか？』とまで言われた落馬
この時も翌日騎乗してたな……

石崎さんは理由も無く１週間休むんだからさ(笑)



まぁとにかく…今年も目標は１００勝かな□戸崎が抜けたとは言え、勝ち星は増えるどころか…減るとゆうのが個人的な考え
当然…還暦間近のジイサンが優遇されちゃ敵わんよでもこのジイサンは今年も頑張ってくれるはず□石崎さんや森下さんも奮起しよーよ〜〜まだ若いんだから(５７歳)


的場さん おめでとうございます
ずっと応援してます

ダービーでは１００円も買わないんで…よろしくお願いいたします(買った事ない)