大井開催を振り返る

先々週の船橋・先週の浦和・そして今開催の大井と…水曜限定で携帯を使っての購入いずれも少額ながら当たりました
あれだけ携帯での投票に微妙な意見を言っていた当人が…これだから笑う

ただ自分の場合は元々が南関をホームに馬券を買っている人間で、それなりに知識がある
確かに携帯で簡単に購入出来るから…悪魔の囁きに負けてしまうのですが、果たして中央競馬をホームにするファンが…騎手も馬も知らない南関競馬に金を落とすかは疑問

俺が有馬記念以来…中央の馬券から疎遠なのが何よりの実証だと思う〓今の不景気、火傷覚悟で飛び込める程の人間は少ないはず
目論み程は売り上げに伸びが無いのも解る気がします


さておき金盃を振り返る

金盃はトーセンルーチェが連覇を達成しました。
道中は中団のイン…徐々に位置を上げて先団目掛けて直線
元々ジリ脚だからヒヤヒヤする…逆に言えば脚がどこまでも続くから大井の２０００すら短く、一昔前の『野武士』と言った感じの地方馬でしょう
この馬もスピード化が進む今の時代がアダとなるかもしれない
まぁ結果を出したのだから、２番３番は連勝してほしい


フォーティファイドは２着〓ただ昨年までの『お付き合い』しての２着とは違い、８歳にして新境地とゆう印象を受けました。切れ味はトーセンルーチェを凌いでいたし…この馬は南関重賞の台風の目になれそう
条件を関係無しに頑張るこのタイプの馬が『地方馬』の鑑

スターシップは終始トーセンアドミラルに張り付き、結果的に潰した格好。ただ…突き抜ける脚は感じられなかった
９歳を迎え、報知グランプリもレベル的には疑問だし…徐々にフェードアウトの可能性はある。
東京記念やこのレースを観るに…抜け出してしまえば強くても、混戦には向かないタイプ

４着トーセンアドミラルは結果的に前走の過大評価。
負かした２頭はA２特別で大敗するような馬…やはり『おいでおいで』の勝ち方は信用ならないこの辺りは分析が当たり一安心
今回ばかりは戸崎への想いからか異常に売れていた感があるし、川島厩舎が今後どうゆう路線に進ませるのか現状で大井重賞を押し切れる馬じゃない

５着のクリーンはいつの間にか飛び込んで来た。巨漢を誇る馬で、コーナーがキツい船橋や小回り浦和は合わない…今考えれば快勝した初戦は相手に恵まれただけで、大井２０００で掲示板がやってでは、もう馬券にはならない

ツルオカオウジの敗因はちょっと解らないです道中はさすがに的場騎手…ピッタリ折り合い、直線手前で前を掃除しにかかるもいざ追い出して後退
同じ豪腕タイプの町田で勝って来た馬が帝王に合わないはずがなく…完調手前と考えて良いのかあるいは６歳で、徐々に下降線を辿るのか…まだ見限れない

あとの面々は１周回って終わった
ただセレンが真ん中の８着に入り、少し光明を見出だした。
あの頃のセレンを期待するのは酷な話ですが…脚が無事なら、どこかで復活があってもおかしくない

ナムラクレセントに関しては…もう走らせるべきでは無い気がする。
道中シンガリから…共に歩いた２頭を交わしただけで…陣営は盛岡の芝を走らせる意図があるらしいけど、そこまでして天皇賞３着馬の晩年を壊して行く理由があるのか


プーラヴィータの回避は非常に残念でした。
このレースを勝つようなら本当に春以降が楽しみだった馬
無理せずに立て直して再び強さを見せてほしい

トーセンルーチェが昨年帝王賞で６着…遠い掲示板になっている昨今
７歳のトーセンルーチェに期待出来るかと言えば微妙なトコですがね〓ただこうして少しずつでも前に進まないといけない



今開催の最終レースは『頑張れ戸崎圭太賞』
先団からレースを進めるも、インでしぶとい張田騎手のミニレイスターに及ばず
張田騎手らしい『知るか』とゆうレースぶりでした□

まぁ何だかんだで２００８年から４年半…この大井競馬場を支えてくれた戸崎騎手。ここで学んだ苦悩も技術も、人間関係も…全てを結集し中央競馬で頑張ってもらいたい

３月からは戸崎の居ない南関競馬が開幕します予想通りリーディング争いは激化誰が天下を獲るのか、非常に興味があります