トゥインクルレース開幕

大井トゥインクル開催が開幕今や１年でたった４度の昼間開催になり、『夏の風物詩』と呼ばれた…かつてのナイターは遠い昔のよう
まだ肌寒いこの時期に無理矢理にもナイター開催にこぎ着けるのも、厳しい地方競馬の現状を露にしている
同じ地方の福山競馬場が今日をもって６３年の歴史に幕ファーレも魅力でした
地方の大将として大井競馬場が奮起しなければならない！これが最後の廃止であってほしい


さて３月も後半で、いよいよ南関もクラシックシーズンに入ります
例年以上に門別からの移籍組は強力…しかし牝馬のカイカヨソウがトライアルを『遊びながら』の快勝を果たすも…本番の桜花賞では、『ザキフミ』の一騎打ちから離れた３着に
三冠馬とも予想されたカイカヨソウすら負けたのだから、今の時期の３歳馬は成長次第でどうにでも変わる


牡馬は現在の所『混戦』と書いておきたいです昨年・一昨年と不作に終わった南関牡馬…今年は見所ある馬が揃ってきました
門別から転入したアウトジェネラル。戸崎をヤネに前走は『おいでおいで』の勝ち方相手が軽かった訳ではなく、確かに現時点の強さは認める所……ただ『おいでおいで』勝ちは個人的には疑問で、圧勝パフォを数回した後に転げ落ちた馬も多数居る…不動の本命とも思えず

門別時代にそのアウトジェネラルを破ったのがジェネラルグラント。２歳優駿を２着し、南関馬場での相性も証明ジェネラルグラント自身…いかにも叩き台なローテは気になる所


生え抜きではハイセイコー記念・ニューイヤーカップを制したソルテ。ただの早熟馬とは思えないのは、自在性と馬群を割ってこれる根性元川崎リーディングの事実も忘れられた地味なヤネの為か…常に人気になりにくい馬ですが、ここもアッサリ通過するようなら、誰も逆らえない存在になる

昨年の南関大将はインサイドザパーク。中央遠征で出遅れながらも追い上げ、ちゃんと出れば掲示板だってあったはず。２歳優駿を観ても…さすがに中央馬には敵わない印象を受けましたが、南関同士なら一歩抜けた脚がある…なにせ生え抜きの南関馬は大半この馬に負けているのだから

早くから活躍したインサイドザパーク以外では、昨年のはくたか特別を使った馬の台頭が目立つゴール前は横一線で５頭が並ぶ接戦で、何の取り柄も無い馬が揃ったレースと決め込みましたが……高レベルの馬が集結し力を出し切ったと考えを改めました

ソルテ・ヴェリイブライト・ナリチュウドラゴンとハイセイコー記念はワンツースリーを決め、２歳優駿ではサブノハゴロモが３着
ブラックワードや１０着だったネオディオスまで今年に入り２勝を挙げる程

そのはくたか組を蹴散らして来たのがオーネットエース
調教師はあの『甥っ子』『ナオユキ』と呼ばれていた的場直之(T_T)ナオユキが先生かよ〜鷹見や鈴木の啓チャンですら違和感があるのにね(笑)

別路線からは目下４連勝中のヴィクトリーケルブが、初の強敵に挑む…前走で大井を攻略し、後は相手関係のみ！おそらく的場文男３２頭目のダービーの相棒になる…南関一不幸な馬になります

高いレベルでの混戦楽しみです


一昨年のクラシック路線を賑わせた馬で今も活躍してるのは、牝馬のクラーベセクレタだけで…牡馬はB３〜A３あたりで『あぁ懐かしい』と思うくらい
昨年もアートサハラ・プレティオラスが秋から悲惨なスランプに入り…やはり牝馬のアスカリーブルやエミーズパラダイスが辛うじて活躍している


牡馬クラシックなのだから〓やはり牡馬が強さを見せ、南関を引っ張るくらいの馬になってもらいたい
その勢力図がだいたい出来上がるのが今開催の水曜メイン〓京浜盃
過去ここから幾多の名馬が勝ち上がり、クラシックを制覇していった
中央で言う弥生賞に匹敵する重要なレースで、予想を当てる事も大事ですが、クラシックに向けてどの馬がどのような勝ち方をするか見物

期待は南関生え抜き馬今年はチャンスがありそうです
４コーナーの桜も満開♪夜桜を観ながらの競馬も粋ですね
明日は大井の名馬を更新いたします