大井競馬の鉄馬

早いもので６日間のトゥインクル開催も終了□関係者各位、本当にお疲れ様でした

的場さん開催８勝の好調さで□６日間全てで勝利…南関リーディング５位・大井リーディング３位に浮上しました
すでに４６勝で…今年も何事も無ければ１００勝は軽くクリアしそう
戸崎が参戦した昨日の９Rは直線で、インが帝王・真ん中ヒデ・外が戸崎の３頭で横一線の叩き合い
一時代を作った男・大井を巣立って中央で戦う男・これから大井を支える男の戦いは見応えがありました



さて今日は大井競馬場の１頭の馬を紹介させてください

カリビアンクルーズ現在B１クラスに属する馬です
大井のB１なんかそこらの馬と変わらないだろ…とゆう意見もありましょうがこの馬、一昨年の１２月に中央未勝利から転入後…火曜のメインまで実に18戦連続で馬券圏内とゆう驚異の安定感を誇っていたのです

南関デビューから一貫して的場騎手が手綱を取り、C２からコツコツとクラスを上げて…火曜のB１B２混合戦ではマルタシュンプウに快速スウェプトアロー、古豪サブノケンシロウら同条件のオールスターとゆう面々が相手でした
外枠とゆう事もありさすがに掲示板が一杯かと観戦していましたが

的場騎手が巧みに真ん中からインに潜り込み、馬場の良い３分所に持ち出して…脚が鈍ったスウェプトアローを抜き去ると抜け出したマルタシュンプウをも差し切る
これで１９戦連続の馬券圏内で２連勝強豪を破った事は大きいし、A２くらいでも活躍出来そう


１年３ヶ月もの間、休養も無く…距離や相手に関係なく全て馬券圏内とゆう馬は特に連戦が続く大井競馬の馬では異例の存在
これぞ『地方馬』とゆう凄みをカリビアンクルーズから感じます
もちろん管理する阪本調教師や関係者の力は大前提ではありますけどね□応える馬も凄い

最近は条件馬のみならずA１の馬でも…やれ枠が不利だ、やれ馬場が悪かった、やれ展開が合わないと言い訳しては勝ちと負けを繰り返す『安っぽい』馬が多いです
本当に強い馬は戦前の不安も全て吹き飛ばしレースが終われば１着でゴールしている馬が持論

４年間…騎手や相手、馬場に枠順が変わりながら東京スプリング盃を勝ち続けるフジノウェーブボンネビルレコード□
そして常に完全燃焼で中央馬に立ち向かったフリオーソ□と…近年も名馬と呼ばれる馬は全てそうゆう存在でした

脚が壊れようが疲れが溜まろうがレースに出続けなければならない地方馬…パドックには野良猫のような毛並みの馬も歩き、とても走れる状態に無い体に文字通り『ムチ打って』レースに臨みます
そんな中で、コツコツと賞金を稼ぎながらクラスを上げ…１年３ヶ月もの間カリビアンクルーズは『地方の鑑』『大井競馬場の鉄馬』と呼んで過言では無い

そりゃ…あからさまに的場騎手が『脚を余す』レースは多々ありましたがね(笑)
これは次のさらに次まで見据えて…ファンに対しては失礼ではございますがね

まぁこれも地方の醍醐味で、それだけカリビアンクルーズを大事にしてるんでしょう
やはり的場文男はカリビアンクルーズやジャストロードのような、差し馬でグイグイ伸びて来る姿が映える□


余談ですが…デビューからカリビアンクルーズの複勝を転がしたら一体どうなってるのか
安定味ある馬に的場騎手騎乗なら複勝は１１０〜１８０円が相場それにしても…１９戦連続なら凄い額じゃないですかね〜


まぁカリビアンクルーズとゆう名前よかったら覚えてあげてください