Ｍｒ・ＴＣＫの『羽田盃』予想

『羽田盃』

レース名は、東京での最初の競馬が1927年に羽田で開催されたことに由来します。南関東3歳クラシック戦線の第一関門となる1,800m戦は、スピードだけでなく持久力も重要な要素です。TCK重賞の中でも上位人気馬が強いレースとして知られています。(上位5頭に東京ダービー、優勝馬にジャパンダートダービーの優先出走権を付与)


歴代優勝馬…マルゼンアデイアル・ロジータ・ナイキジャガー・キャニオンロマン・オリオンザサンクス・トーシンブリザード・クラーベセクレタ等〓歴代三冠馬に名牝、そしてここを最後の勲章とした悲運の名馬まで…大井の歴史は羽田盃にたくさん刻まれている

騎手別では、的場文男が６勝で現役最多。４連覇した石崎隆之に戸崎、内田が２勝で続く６勝してる騎手がダービー未勝利はまさに不可思議な所…そして的場騎手が不参加…ほぼ記憶に無い出来事


京浜盃□

◎ジェネラルグラント
○ソルテ
▲アウトジェネラル
△インサイドザパーク
△ハブアストロール


京浜盃は毎年、羽田→ダービーへの直結が約束されたレースこと今年に関しては、稀にみる実力差が出たと言えます
事実上の４強と呼ばれる上位４頭
勝ったジェネラルグラントは３馬身差が示すように明らかに一枚上。レースの度に進化を見せ、後の事は解らずも…現在が１番良い状態にある

アウトジェネラルも同様で川島厩舎らしく先を先を見据えての指導〓ジェネラルグラントに劣る部分と言えば、追ってからのモタつく所…

生え抜きのソルテ・インサイドザパークは２歳時から『変身』を感じる部分が少なく、太めながらジェネラルグラントに食らい付き、勝ちに行って玉砕したソルテはともかく…不器用さを露にしたインサイドザパークは現状前２頭と差を感じました

かと言って割って入る馬が居るか？と言われれば疑問
京浜盃の上位４頭ボックスで限りなく的中に近付くのは明確□…ただこちとら紛いなりにも「Ｍｒ・ＴＣＫ」とホザいている身ボックスは避けたい

ジェネラルグラント京浜盃では最強のメンバーと呼ばれた馬達を一蹴り…
この馬には羽田から万全な形でＪＤＤに向かってほしい
ただ軸鉄板とまでは行かず、事実芝以外の着外は重馬場だった北海２歳だった事…

逆転を期待するのはソルテ□
確かにアウトジェネラルも御神本騎乗で勝負気配…しかし京浜盃でのソルテは、太めながら自らジェネラルグラントを捕まえに行く強気な攻め力尽くも、見ようによっては相手の走りを計ったような騎乗ぶり…重賞２勝した金子騎手から地元大井の真島への手替わりは、並々ならぬ決意と取れる
他馬が不安な道悪は重賞２勝した条件で、ニューイヤーCは泥馬場で９馬身だから適性はかなりのモノ

アウトジェネラルはミカ様人気に尽きる…京浜盃で見せたモタつきが気になる。確かに同じタイプのスマートインパルスを手の内に入れたように、クセのある馬には定評あるヤネだけに…怖い部分はありますが１＋１＝２では妙味無し


左海騎手の体調不良の為に張田騎手に替わるインサイドザパーク□こちらもスタート不安でエンジンが掛かりづらく…２歳時にごまかせた部分が強敵相手に難しくなっている
ただ早め早めに押し上げる競馬で新味が出れば、大舞台の乗り方を熟知したヤネだけに怖い…最も３着が限度じゃないか

未知の魅力となれば京浜組ではなく、元中央のハブアストロールしかおらずプレティオラス同様に気楽な立場だけに怖い

◎←→○の馬単が大本線

◎○→◎○→▲△△の三連単はあくまで少額


ついに石崎隆之・的場文男の両人が不参加となった南関クラシック…一つの時代の分岐点となるか未来の南関を背負う馬と騎手達の熱いレースに期待

いざ行こう羽田盃