Ｍｒ・ＴＣＫの『大井記念』予想

『大井記念』

大井競馬場の開設(1950年)に由来する、国内では最も長い距離で争われるダート重賞です。向正面からスタートし約1周半を駆け抜ける戦いは、長距離ならではのペース配分や位置取りが勝敗を分けるケースも少なくなく、トップジョッキーたちの腕比べも見逃せないポイントです。

歴代勝ち馬…テツノカチドキ・ハシルショウグン・アブクマポーロ・ゴールドヘッド・ネームヴァリュー・マズルブラスト・セレン等〓名の通り歴代の猛者達が歩んだ王道レース…昨今は活躍が限られたステイヤーが活躍する場と化していますが、そのステイヤーすら減少し…レベル的に急落

騎手別では〓的場文男が２度の連覇を含み８勝で史上最多タイ(あと高橋三郎氏)石崎隆之４勝、古くは佐々木竹見４勝と…やはり長距離の成せる業が重要でした□今年は的場石崎両人が不参加


大井記念□

◎フォーティファイド
○トーセンルーチェ
▲アドマイヤシャトル
△スマートインパルス
△テラザクラウド
△クリーン


メンバーを見て思ったのが激しい乗り替わりトーセンルーチェを変身させたと言って過言では無い張田騎手からヒデへのスイッチ□は張田騎手の体調不良の為ですが、やはり重賞ともなれば無視出来ない

あらゆる条件からして…不安点が無いのはフォーティファイド１頭しか居ない
転入されてから勝てなくとも、常に馬券圏内を確保し…その安定感は随一ただ逆に言えば相手なりにしか走れず、切れが一瞬で間に合わないレースばかり
しかし年明けから変化が見られ…足りなかったワンパンチを得た印象距離延長も苦にならず、ヤネ御神本を確保したあたりは…悲願の重賞へのヤル気

実力ナンバーワンはトーセンルーチェスピード主体になりつつある競馬界では貴重な馬金盃に続き大井記念連覇も有り得る
重賞では目立たないヒデにとってもチャンスと言える

この２頭以外は不安点が目立つ
潜在能力からアドマイヤシャトルを▲にしました。転入後連対したのは２１００の報知オールスターのみ□映像を観るに…忙しい流れには対応出来ない様子で、初の大井コースをこなせば食い込みもある

まとめて負かす馬はテラザクラウド東京記念ではマズルブラスト・ボンネビルレコードに大差を付けただけに…多少でも復調していれば恐い。荒山の話では次走あたりの雰囲気ですが…この男ほどの嘘付きはいない

アスカリーブルに関しては休養明けに加え転厩初戦で牡馬相手の長距離戦…常識的に厳しい出川テキだから半端な仕上げはなさそうですが、世代の力自体が疑問だし…ここは蹴る

それならばテン乗りは不安でも、長距離適性があるならばスマートインパルスを加えます

無謀とは思えますが、いかにも大井の長距離に向くクリーン□いつも足りない一押しが、ゆったり流れる２６００で活きる可能性で穴に加える

◎→○▲△△△の3連複


的場文男騎手が羽田盃に続き不参加…更に張田京や石崎隆之と言った、大井の長距離を支えた生き証人達が誰一人いない
若手主体となりましたが…長距離らしい騎手の心理戦を観たいチンタラチンタラ行進を続ける長距離は…本来のスタミナ比べとはかけ離れたモノ

いざ行こう大井記念□