大井記念を振り返る

大井開催も残り１日大井記念
結果は◎に推したフォーティファイドが１０馬身差の圧勝

この１０馬身はもちろんフォーティファイド自身の充実ぶりもありますが、万全で臨んだ馬がこの馬１頭だった事□有力馬は休み明けや乗り替わりばかりで直線を待たずに歩きはじめる馬も多数…

ただ今のフォーティファイドが中長距離の主役になったのは違いなく、帝王賞には必ず参戦してほしい勝ち負けでは無い…今の南関は出るか出ないかからが始まり

２着に入ったのがビービーガザリアストーセンルーチェを抑え込むのだから、競馬は解らない
終盤から先頭に経ちフォーティファイドに交わされてからも驚異の粘り

昨年に続いて５２キロ…つまり戦績的にも相変わらずで、特に馬に変化が見られませんでしたが…差し馬のビービーガザリアスを果敢に先行させた達城騎手の判断は良かった生え抜きの頑張りは嬉しい

ただ、この馬の好走はA１馬のだらしなさにも繋がる
トーセンルーチェの４着は決して本橋騎手の騎乗のせいでは無い(乗り替わりの乗り替わり)おそらく坂井騎手でも勝利には導けなかったはず
この馬を変化させたのは張田騎手であり、ズブさが露になり…前から粘れず後ろから差せずのイマイチ馬だったトーセンルーチェを、巧みに操り勝たせていた
フリオーソの弟…確かに才能が開花したと感じた昨年に比べ金盃こそ勝ったが今年は勢いに欠ける〓まして長距離戦で…ズブさを見せて逃げ馬を捉えきれない走りは不満

本橋騎手や今野騎手で伸び悩んだ馬が張田騎手で連勝したように、体でグイグイ押すタイプとは手が合わないかもしれないいずれにせよ…次走は注目したい
トーセンルーチェの４着で本橋騎手を責め立てる輩が多いが…自分がハズレたからと全て騎手のせいにするのは間違い


テラザクラウドは結果３着で一見、復活とも取れますが…やはり東京記念で古豪を粉砕したレースぶりからは遠くテラザクラウドには戻らないでしょうセレン同様につくづく怪我が悔やまれる１頭

あとはグルリと回っただけとゆう内容金盃同様に、掲示板の端っこがやっとやはり勝負所で差を詰められないのは痛い

アスカリーブルは太めもあり、転厩初戦の休み明けに牡馬相手の長距離とこの結果は仕方なし
ただ４歳世代が振るわないだけに…アスカリーブルも次走以降が注目巻き返しを期待します

昨年東京記念を制したスマートインパルスは、どうやら気性の悪さが本格化してしまったお馴染みの『冷えピタ』を付けながらも終盤ではレースを辞めていた……これは御神本が乗れなかった事は関係なく、元々気性から出世が遅れた馬で、闘志を武器に走ってきた馬だし、消えた火を再び付けるのは容易じゃない

７年連続出走のマズルブラストは後方のまま、一周回っただけフォーティファイドは長距離ランナーでは無いし、やはり南関最後のステイヤーとなってしまいそう

激しく疑問に思ったのがマイネルファルケでチャンピオンシップで２着した馬フォーティファイドから１０秒離されてしまった
陣営は馬を何と考えてるのか転入だけでも疑問なのに…短距離馬をA１とゆう理由からか日本一長いダートレースに出走させるなど絶対に間違っている


大井を予想する上で１番気にしてはいけないと思うのが、何より血統これは持論ではありますが…血統に詳しい友達が目がテンになるような結果はたくさん観てきました

サウスヴィグラスの子が大井記念で２着に粘るのも何か大井らしくて良い
ここの馬はバカだから…おそらく何メートル走ったか解ってないんでしょう
そんな大井の馬が大好きです