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2013/05/31 20:57
東京ダービー3(七不思議・後編)
なぜ的場文男が東京ダービーを勝てないのか…そんなモンは本人じゃないから解らない(エェッ)
強いて言えば…彼は巧い騎手では無いから的場文男とゆう男が南関史に名を刻む偉大な人間とゆう考えは揺るがない所
しかしそれは『巧さ』の事では無い
彼の真骨頂は『オレに付いてこい』の騎乗スタイルであり、逃げ馬だろうが差し馬だろうが…全て的場文男の乗り方に変えてしまう事
彼が乗る馬に脚質など無い全盛期など一端自分の型にハマれば負ける事は無かった。代表的なのが未だに言われる的場ポジションなるインの指定席□
最近は直線の1番インを差して来る姿を的場ポジションと勘違いされるけど、本来はスタートから道中の『イン3』『インのど真ん中』の事
この自分本意の騎乗、崩されてしまえばモロい
ダービーは全ての騎手が戦闘モードになる!まさにガチンコの勝負…そこに普段の遠慮や躊躇などは無い
大井の乗り方、つまりは的場文男の乗り方を貫けないスタイルなど簡単には変えられない…この頑固さが1番の原因に思える
一昨年のキスミープリンスしかり
七不思議の始まりと言える93年のブルーファミリーブルーファミリーがモマれる事を恐れて外枠希望(当時は可能)を出す、大井2400mで8枠とゆう…今考えれば不可思議なモノ
最後まで断固反対した的場騎手でしたが…これが見事な出遅れ
慌てふためき頭真っ白の的場騎手が騎乗する姿かも伝わります。逃げられなければ次の策など無かった
彼には「攻めの一手」しか無い
的場騎手と正反対のタイプが石崎隆之であり彼はそれぞれの馬に合った乗り方、更に戦前に何通りも戦法を考えて行く騎手である…相手がこう来るならこう、臨機応変に考える事が出来る
プロレスで言えば石崎騎手は、多彩な小技を幾多も兼ね備えた技巧派選手
的場騎手は、当たれば終わりの大必殺技を持つも…それさえ封じればとゆう大雑把な選手□
必殺技がズバリ出せたのが97年のコンサートボーイで、07年のボンネビルレコードの帝王賞でもある武豊が乗ろうがデットーリが乗ろうが勝てなかった
だから石崎騎手や内田、戸崎に的場騎手の乗り方をマネろと言えば絶対に出来る事ではない今まで「後方まま」の馬を返し馬から怒らせ、単騎で逃がすなど…並大抵の事じゃない関係者各位…嫌う人はとても嫌う事でもある
そりゃそう的場文男に染められてしまうから
しかし誰にもマネ出来ない『凄さ』的場文男の帝王と呼ばれる所以ではないか
人間だんだん頑固になると言うが、年齢を重ねるにつれこの傾向は更に強まっていて□かつてのようなレースを掻き回すような騎乗は、鳴りを潜めている
多分…頑固さに決断力やとっさの閃きの低下が加わっている様子
永遠のワンパターン…若手の騎手からすればバカにされるかもしれないしかしそこを貫く頑固さも、逆に大井のファンを惹き付けて止まない
大井競馬場の七不思議の原因は…誰あろう的場騎手自身にあると思ってます
まぁ彼が指示通りに乗るようになったら潮時だと思うし
若手達がダービーで遠慮してCクラス戦のように、的場騎手の乗り方に付き合うようになれば
それこそ大井競馬場が潰れる時じゃないかと思う
今年も21年連続32回目の騎乗が決まりました。ヒデの落馬負傷から、当初騎乗予定だったのがオーネットエース。しかし回避が発表され、参加が危ぶまれましたが…今年のパートナーは船橋のキタサンオーゴン
限り無く厳しい戦いは必至しかし参加しなければ勝つ事は不可能…幾多の奇跡が起きたのもダービーだし
せめて場内のファンが『文男!』と声が出るようなレースをしてほしい
あと豆知識
当日の10R・12R…要注意□ここ10年で6勝2着三回3着四回
これも七不思議