走れ！優駿学園４９(警察はみんなのヒーロー)

警察は子供達のヒーロー

『鬼脚警察署』


□

『相変わらず…検挙率が上がらん我が鬼脚警察が捕まえたのは…立ちション２頭だけだこれで街の平和を守れてるか？』

『最近はオオニゲやヒトリタビも大人しいし大丈夫すよ』
『あぁ……腰が痛ぇタテヤマ…揉んでくれ』
『ったくヘリオスさん定年過ぎなのに無理して…』
『指導員だ俺は』
『アピールさん今日どっか食べに行きませんか？』
『あらぁ？それって…デートの誘いかしら？』
『……嫌なら良いです』
『行くわよ嫌な言い方ね』
『デュランダルも行かないか？』

『良いっすね〜〜行きま…』

「警視庁から入電栗東３丁目にオオニゲと思われる万引きが発生！至急捕まえろ！」

『聞いたなオオニゲが動きだしたぞ』

『ったく〜困ったモンだな…お前行けよダンディー』
『ちょタテヤマにやらせてください』
『俺は聞き込みが…ここはマスク』
『アタシは早上がりよ？デートなの』
『彼氏いんのかよ？ダイタクヤマト？』
『アイツは犯罪者じゃないのよ』
『知り合いだろ？』

『バカども！！誰でも良いから早く行け〜〜！！』




□

『ったく…こうゆう時はいつも俺だよな〜ん？』



『財布が落ちてら………馬は歩いてないか…いや…さすがにな……』

(□どぉ〜〜した？貴様なにを悩んでいるんだ)

『だ…誰だよ』

(□ワタシは貴様の心の悪魔だ貴様…財布を拾いたいんだろ？ブハハ〜〜拾ってしまえ)

『えっ……エヘヘだよなぁ〜』

(□んん…待ちなさい)

『アンタは誰だ』

(□んん…私はキミの心の天使じゃ…)

『老けた天使だなおい』

(□んん…キミは警察官じゃろ…財布を落として困ってる馬がいるんじゃぞ？)

『そうだ俺は鬼脚警察の巡査部長…市民の模範にならねば』

(□なぁ〜〜にバカな事を言ってんだ！警察とて金は欲しいだろその金があれば牝馬遊びは出来る！旨いモノは食える拾え拾え)

『イヒヒヒ〜〜〜』

(□んん…キミは警察じゃ拾ってはいけない)

『……俺は鬼脚警察だ…困ってる馬がいるはずだ』


(□拾えと言ってるんだ金が欲しいだろ〜)
(□んん…ダメじゃ！)


『うぉああああ〜〜俺はどうしたら良いんだ〜〜〜！』

♪

『は…はいデュランダルです』
「はいじゃねーやイングランディーレが逃走したぞ！」
『えっ…』

「お前なにしてたんだもう良いから戻って来い！」

ピッ





□□□ □

『はぁ…財布ごときで…ん？あそこは優駿学園か』


『ですから！校長の事を考えて私は』
『んん…ワシとてたまにはフライが食べたいんじゃ』
『胃に優しいモノをお食べください』
『んん…まだワシは５３歳じゃ』
『…どうなっても知りませんからな！』


『…さっきの天使と悪魔にソックリだなぁ…偶然か…』


皆様財布は交番に届けましょう