走れ！優駿学園６１(可愛いシュクルちゃん)

教頭宅

『貴方！神戸市の学校の教頭が暴行で逮捕ですって……あなたも自首して』
『ぶるぅああ〜私はやって無い！

『うるさいのよ貴方は…冗談よ』
『黙れぃ！夏休みだとゆうのに…これでは気が休まらん』
『父上〜だったらストレス解消にどこか遊びに行きます？』
『ぶぁか野郎！クソ暑い中、外に出ろだと』
『いや…ですからストレス解消に…』
『テイオーリアム皇子と同じなのだ』

『……髪型は父上のようで…』
『トウカイテイオーくん』

『貴方〜シュクルちゃんが遊びに来るって』
『何ぃシュクルちゃんが！』
『彼氏が出来たらしくて♪おじいちゃまに見せたいらしいわよ』



『痛ぁ〜なんで僕が殴られるんです』
『シュクルちゃんに彼氏が出来た事を知っていたか？』
『シュクルは１２歳ですよ〜彼氏の１頭や２頭…』
『ぶるぅああ〜〜シュクルちゃんは私のシュクルちゃんだ！』

『あの普通オジイチャンは嬉しいもんでしょ？孫に彼氏が…』
『黙れだいたい貴様も簡単に許すなバカめ！こうなりゃ…家に連れて来る前に…』

そして


□□

『…教頭……なんすか』
『ごめん…ディープ君』

『シュクルちゃんに！彼氏が出来たらしい！』
『おめでとうございます…』
『家に連れてくるらしいシュクルちゃんを汚されては敵わん！』

『………帰りますね』

『待てぃ貴様を呼んだのには意味がある…他ではこの任務は勤まらん！手伝え！』
『教頭の孫の恋愛なんか〜だいたい生徒が教頭の手伝いなんか…』
『来ましたよ』



「ごめーん待ったぁ？」
「ううん…全然♪」
「シュクルちゃんのパパって怖い？」
「ううん♪でもオジイチャマは少し怖いかな〜」
「へっ…どうせ頑固一徹なジジイだろ〜？早く行こうぜ」
「タイド君は強いから凄いな〜」


『あ…兄貴ぃ〜〜〜〜！！！』
『そうだブラックタイドだ！落ちこぼれのヤリチン野郎に…シュクルちゃんが！』
『一応兄貴なんすけど…』
『何がゴメン待っただシュクルちゃんは一時間も待ってたんだぞ！あんなチャラ牡の為にシュクルちゃんの一時間を…』

『あの父上；生徒の兄をピストルで？』
『構わん』
『構えや！とりあえず俺が行って来ますから…あっクライ？ちと２〜３頭集めて〜』



「もうすぐだよ♪」

「あんれぇ〜〜可愛い牝じゃあ〜〜ん♪」
「俺らと楽しい事しなぁ〜い？」

「きゃああ；」
「テメェら…優駿学園の」

「ブラックタイドだっけ？金持ちの弟のスネかじるダメな兄貴♪」
「や…やめろ」
「ディープがいなけりゃ…ただの黒い馬〜〜タハハハ〜」


『待て！お前らその辺にしときな』
『な・ん・だ…お前？』
『ぷっ…お・前・は…ディープインパクトじゃないか』

『お前ら棒読み過ぎるぞ……そ…そうだ！俺の兄貴と兄貴の彼牝に手を出すな』
『構わない…やっちまえ』



『くそ〜覚えてやがれ』

『大丈夫か？兄貴』
『あぁ；…ありがとうなディープ』

『あのディープ君！』
『シュクルちゃん大丈夫だった？』
『私ディープ君と付き合いたいです！こんな真っ黒いチャラ牡なんかすぐ別れます！』
『ふっ…そうかこのままディープなインパクトを感じさせてやるよ』
『いやぁ〜〜ん』

『おい…兄貴を噛ませ犬にすなよ』


□

『テイオー！銃を貸せぇ』
『父上！教え子！三冠馬！日本近代競馬の結晶！』

オジイチャマ悩む