走れ！優駿学園６４(行くぞ修学旅行)

重大な事になれば…必ず２頭で話し合い

「ファミレス デムーロ」

□□ □

「ご注文は？お決まりですか？」

『私は…』

『んん…アイスコーヒーを二つ…』
「かしこまりました」

『サラダが…』
『んん…話し合いじゃ…こうゆう場合はアイスコーヒーじゃよ』
『…何の話題ですかな！夏休みのクソ暑い中…忙しいとゆうのにわざわざデムーロまで来て差し上げたのです』
『んん…嫌味は良い…これを見ぃ』


「□」


『んん…セントライトさんと…プリクラを撮ったんじゃ』
『……私には校長１頭しか見えませんが』
『んん…心が汚れたモノには見えんのじゃ…キミの心は…くみ取り便所じゃからな』

『…話が無いなら帰りますぞ！』
『んん…優駿学園も…毎年毎年…平和に時が過ぎるが』
『…』

『んん…ここらで…』
「お待たせしました♪アイスコーヒーでございます」

『んん…ありがとう』
『……』






『んん…イイ中年が…砂糖とミルクを入れるんじゃな…』
『…何を入れようが私の勝手です』
『んん…見てみぃ……あそこの高校生ですら…ブラックじゃぞ』


『んでさぁ〜〜ウチの学校さぁ〜マジでムカつくハゲがいてさ』
『アイツだろ？７冠馬とかゆう』


『ブルーイレヴンじゃないか私の悪口を！』
『んん…騒ぐな…校長と教頭がデムーロに居ると知れてみぃ……学生達で繁盛しているこの店は…お客が来なくなる』
『しかし！喫煙を』
『んん…警察に捕まるのも…良い想い出になる』

『あら校長♪奇遇ですね〜あらま教頭まで』

『んん…ディクタス先生…マックイーン先生まで』
『どうもちょっと映画でも行こうかなって』
『んん…仲良しで良いのぅ』

『ブハハその後は種付けでもしようとこのスケベがブハハハ……』





『では校長に教頭失礼します〜』

『んん…うむ』
『無視か…最近…私の力が衰えている気がしてならん』

『んん…』
『さっさと話してくれませんかな今日は孫が遊びに来るんで…』
『んん…あの玉無しのか？』
『シュクルちゃんですブハハハ〜』

『んん…では話すがな……修学旅行…行こうよ』
『なっ…修学旅行ですか』

『んん…中には夏休みに修学旅行に行く学校もある…良かろう』
『…行き先は…簡単に決められるモノではありませんぞ』
『んん…「ノボ旅行社」をちょいと脅かせば…格安で即決めじゃよ』

『校長も…政治力を使うんですなぁ』
『んん…何の為の校長じゃよ……どこが良いのかのぅ』
『海外は危ないですからね〜』
『んん…修学旅行と言えば京都じゃろ』
『…京都など……生徒の過半数が既に現役時代に…』


『んん…沖縄にしよ』

『ぶぅ〜〜〜〜』
『んん…汚いぞハゲ頭』

『今…完全に京都に決めた流れだったでしょ沖縄とは』
『んん…我が校の生徒…全国や世界で走ってはいるが……沖縄だけは行った事が無い…』

『…では…再来週辺りですか？』
『んん…明日出発しよう』
『ぶるぅあああああ〜〜！』

『んん…しかし…大井開催と重なってしもうたな』


次回から修学旅行です…土曜までお待ちを