走れ！優駿学園７２(さらば沖縄)

最後の日


『７組全員います』

『わかりましたよぉ〜し！全員いるな国際通りで昼食なり土産なり自由行動だ』




『ウオッカ行こう〜♪』
『行こ行こ』

「寄っててさぁ〜美味しいよ〜♪」

『八ツ橋ありますかぁ？♪』
「……八ツ橋はないさ〜」
『け〜〜っ！ダメな店〜』
「……。」
『ここは沖縄だよウオッカもみじ饅頭ありますかぁ？』
「早く東京に帰るさ」




「はーいソーキそばさ」

『いただきまぁ〜す』
『……なんか味が薄い』
『…この肉はなんですか？』

「ラフテーさ♪」

『ラフテー？何の肉なんだ？』
『スマホスマホ；どうすんだよ…ネズミとかだったら』
『中国じゃねーんだからよ』




『あったぁハブ酒〜』
『うわぁ丸ごと入ってる…マジで買うのブエナ』
『さっきディープ君３本買ってたわよ？』
『…アイツ絶対に自分用だよ』
『ママに頼まれたの♪パパに頑張ってほしいらしいのよ』

「マムシもあるさ♪あとこっちのコブラ酒」

『うわ〜全部買います〜』
『ブエナキャラと合わない…』


□

『むっ…「サーターアンダギーあります」だと！ついに出たな』

「いらっしゃいませ〜」

『私は日本が世界に誇る無敵の皇帝にして、史上最高最強の７冠馬だが…サーターアンダギーとやらに会いたい』
「会いたい？」
『貴様がサーターアンダギーか？サーターアンダギーだろ！サーターアンダギー！！』
『今持ってきますから…』

□

「お待たせさ〜」

『サーターアンダギー……き…貴様ぁ！！』
「さぁ食べてみてさ〜」



「なにするさ；」

『沖縄が誇る最強馬を！こんなワケの解らんお菓子にしよってぶぁか野郎ぅ〜！』
「何言うさ！沖縄名物さ」
『黙れ黙れ』

『教頭〜やめてくださいよあそこにも売ってましたから…ほら』



『ぶるぅあああ！貴様もか〜ラモーヌ！！』


そして帰宅の路



『みんな〜楽しかったかな？』

はーい

『トラブルもあったが…有意義な時間を過ごせたな！』
『んん…また来年も…来たいね』
『楽しい旅行を先導してくれたノボ旅行社にも御礼を言うぞ！』

『トゥルーさーん(涙)』
『また遊ぼうね(泣)』
『ジャックさんもレスビットさんも…ありがとう』

『…そこまで惜しむ事か貴様ら…まだ飛行機には一緒に…』

『カメハメハく〜〜〜ん！！』

『ぎゃあああ〜〜ブスガイド〜！』
『東京でも待ってるからぁ〜』
『や…やめろオカマ！』

「で…では皆さん♪飛行機にお乗りください」


きぃ〜ん


『カメハメハ〜落ち込むなってば…』
『一目惚れがオカマとはな…』
『母ちゃんも安心だろ…種付け０回なら』


『んん…どうじゃ教頭…良いモノじゃろ』
『…はい』
『んん…授業とは違う…新たな生徒の一面が…』

□ぼとっ


『……』
『うわ〜教頭！グルーヴ先生のパンツまだ持ってんのかよ』
『変態変態〜♪』

『違う；仕込んだなディープ！』
『へへっ』

『……教頭？…良かったら…いつでも待ってるわ…今ノーパン』
『黙れ壇蜜ったく帰りくらい静かにさせろ〜！』

『マジか〜！グルーヴ先生ノーパンだって！』
『俺なんかあん時…ディクタス先生のパンツ触っちゃったし』

『ちょっと！アンタいつ！』


「機長のフサイチコンコルドです…これより音速飛行に入りまーす」


『みんな捕まれぇ！！』

『ぶるぅあああああ〜〜！！』