セイントメモリーの勝利

昨日、浦和で行われた交流重賞「オーバルスプリント」は大井のセイントメモリーが制覇□
セイントメモリーはこれで５連勝で、京成盃ＧＭ・サンタアニタトロフィーに続いて重賞も３連勝
大井所属馬の交流戦優勝はフジノウェーブの東京盃以来……生粋の生え抜きとなると、コンサートボーイの帝王賞以来じゃないかと思ったらアインアインが居ました(笑)

本当に長かった
偶然かフジノウェーブが先日引退し、今後の大井競馬場を支えるべくセイントメモリーが…まさしく「後は任せろ」とばかりに奮起したのは感動タイセイレジェンドとは５キロ差もあり、中央馬も本当の一線級では無かったですが…勝った事に変わりなくこれは心から喜びたい


セイントメモリーは３歳時から将来を熱望された馬で、出世が遅れ長らくA２を暖めていた馬でしたがアニタの時にも書いたと思いますが…遡る事３年前

スマートファルコンが「２分００秒４」の化け物タイムを叩き出した当日東京大賞典の日です
セイントメモリーもセンニの特別戦に出走し…１分１１秒フラットで走ってしまったんですねどんなレースに出ても大体持ち時計ナンバーワン

しかしセイントメモリーのベストは決してセンニではなく、センニもこなすマイラーとゆう馬パワーがいる馬場が不向きで、サンタアニタの時は砂厚が変わった大井の馬場で半信半疑でした。それが完全に本格化すると、本当に馬ってのは変わるもんで(笑)
まぁずっと見てきた馴染みの名前が…中央馬を撃破した事は本当に嬉しい事です
今後はＪＢＣには向かわずに地元大井のマイルグランプリを目指すそうセイントメモリーだから、今後も無事に行ってほしい


今回の嬉しさの理由は他にもあり、今やポンコツ中央馬の「再就職先」になりつつある南関どこを見渡しても…前走が中山だ阪神だとゆう馬ばかり〓大半がデブのまま初戦を迎え、その大部分が人気だけ吸って惨敗するとゆう馬
このポンコツをあざ笑うように、生粋の生え抜きであるセイントメモリーが勝った事はたまらなく嬉しい川崎マイラーズを制したスマートジョーカーや、このセイントメモリーのように…A２戦から重賞に挑戦した馬が活躍してる事を主催者側はどう捉えてるのか
中古品からレアなお宝を探すなら…こうして生え抜き馬の成長に期待する方が正しいんじゃないのか？コウギョウダグラスや、セントマーチにトップグラス、ツクバチャーム…彼らが日の目に当たる日が来るのか
彼らが回避待ちになり…オーバルスプリントで５秒以上離れたシンガリ負けに終わった、エーブダッチマンが簡単に重賞に出走出来るのは呆れる話

南関を支えているのは、疲れていようが壊れていようが□開催があれば…懸命に走るC３〜A２の馬であり、中古品の中央馬じゃない
セイントメモリーの勝利は大井をはじめ、南関すべての力になったはず諦めずに頑張れば必ず報われる日は来る
３着のジョーメテオは浦和所属で、これも嬉しい□こうゆう中央馬なら歓迎なんですがね


ハードデイズナイト、セイントメモリーと南関競馬も少しずつ明かりが見えて来ている
もう一度地方馬が中央馬を「迎え撃つ」日を信じて

フジノウェーブは後輩の誕生に嬉しいでしょうが…ボンネビルレコードは相変わらずイライラしてるんじゃないか東京記念では是非、若い馬にスカッと勝ってもらいたい