大井トゥインクル開幕

明日から大井トゥインクル開催が開幕
とは言え台風の状況次第では開催自体が危うい…来場なさる方は、ホムペなどで必ずチェックを

今さらながら…２０２０年のオリンピック開催地が東京に決まりました□まぁ７年後の事だから自分がどうなってるかも解らず、言葉は悪いが日本がどうなってるかも解らない
決まった事にケチはつけないけど、手離しに喜べないのは本音
さて水曜メインの重賞『東京記念』は最初の東京オリンピックの開催を記念して作られた重賞です□これはもう狙ったとしか思えないんですが、当日ゲストは岩崎恭子さん□
これ開催地が東京に決まらなかったら…岩崎さんは『残念オリンピック』の扱いだったのか(笑)

さておき東京記念は春の大井記念と共に競馬界では少なくなった、ダートの長距離戦
ゲートが開いて…すぐさまゴールの短距離戦より、自分は長距離戦が好きスピード志向で…本当に残念
だからこそ大井記念と東京記念は永遠に残してもらいたい

ただ、ここ何回かの大井記念や東京記念は現在のスピード志向の競馬が顕著に現れ直線までまともに走る馬は半数にも満たない
そりゃレベルが違い過ぎる馬や、元々完走が目的の馬も居るけど…悪く言えば

『道中チンタラ走って、直線で歩く』

駆け引きもへったくれも無いレース

前にも書いたと思いますが、生粋のステイヤーはルースリンドの引退で…マズルブラストがラストと思える□
決め手が無い反面、息の長い脚を活かし他馬が息を付くトコからスパートし…そのまま押し切るパターン
そんなマズルブラストも１１歳になり…一気に衰えてしまい、今や活躍の場は平場のマイル戦での流れ込みついに今年は出走せず

今年の大井記念はフォーティファイドが大差勝ちを決めましたが、あれはフォーティファイドのステイヤー適性では無くフォーティファイドを含む５頭だけだった話

ただ今年の東京記念はポンコツ転入馬が目立たず、好メンバー
注目は今年のダービー馬インサイドザパークの復帰初戦今年の３歳はかなり強く、クラシックに届かなかった馬や…特別戦レベルの馬が格付けされてから、古馬を軒並み撃破している
先日の浦和A２で今年の３歳重賞で何をしても勝てなかったオグリタイムが、アッサリと勝ち上がったんだから凄い

そんな世代の頂点に立ったインサイドザパークに期待しないワケにはいかないしダービーは馬場や展開は確かに味方しましたが、やはり今後を考えれば無様な競馬は許されない
立ちはだかるのはフォーティファイド大井記念を１０馬身差で勝利し、現在の中長距離の大将的な馬
また昨年のダービー馬・羽田盃馬のプレティオラスとアートサハラが持ち直したのも嬉しい
トーセンルーチェも正念場だし、古豪のテラザクラウドやスターシップも虎視眈々
これなら例年の大半が直線歩いてるような凡戦にはならないだろうと、自分としては期待しています


開催中は先日のマイベストジョッキーに選ばれた３人にスポットを当て、パネル展示に連日グッズ販売など実施的場文男賞』も(笑)
残念ながら「ばん馬」の来場は中止になりましたが、やはり最近の大井はヤル気に満ち溢れている


先日フジノウェーブが引退し、現役で交流G１を制した馬は居なくなりました
フリオーソもボンネビルレコードも後継者が現れる事なく、バトンを落としたまま引退しましたハードデイズナイト、更にはオーバルＳＰで中央馬を撃破したセイントメモリーとゆう楽しみな馬が現れただけに
ここは中長距離戦線も若い馬が内容あるレースを見せなければなりません
またも８歳のフォーティファイドが圧勝すると…これは意味が違ってきちゃうんですよね