ＪＢＣ開催を目前に

笠松の韋駄天であり、現役の地方馬として唯一無二の存在だったラブミーチャンが骨折の為に引退
今年がラストイヤーとゆう事は既に発表されていましたが、悲願のＪＢＣ制覇はおろか出走すら叶わずは…無念東京盃を回避した辺りで異変は感じましたが、これは仕方無い事

自分の愛馬にカリナがいますが…カリナを生産した際に、母であるラブミーチャンが早熟であった事には疑問確かに笠松デビューらしく完成度が高く、全日本２歳優駿を制覇した事もあり早熟とも取れる
ただその後の活躍を考えれば…川崎マイルで勝利した全日本二歳は、まさしくスピードの違いだけで勝ったようなモノラブミーチャンが本当に能力を発揮したのは、４歳後半からの自在性が出てきた時
今年に入り苦手だった盛岡の坂もシッカリ粘れる底力も兼ね備える□疑問に感じた濱口騎手の交番は、陣営なりの苦渋の決断でもありました

最初はドクターコパが所有する可愛い名前の馬でしか無かった馬が、日本競馬の歴史に名を刻む名馬になったんだから凄い□



改めて一つ溜め息□
昨年暮れから

フリオーソ・ボンネビルレコードの引退
フジノウェーブの引退→急逝ラブミーチャンの引退…と一気にビッグネームが地方競馬から去っていった
交流重賞で勝ち鞍がある馬は、牝馬にはクラーベセクレタ・アスカリーブル
牡馬がセイントメモリー・ナイキマドリード・マグニフィカしか居ない

こと交流G1となれば３年前のＪＤＤを制したマグニフィカのみ…
今のマグニフィカを考えれば今後重賞はおろか勝ち星を増やせるかも疑問
同馬が引退すれば『G1馬』は地方競馬から消滅する…

更に上記の馬のうちナイキマドリードは衰えが顕著になりクラーベセクレタは兆しは見えたものの、十中八九は全盛期の走りを期待する事は出来ない
アスカリーブルも遠征が裏目に出た印象で今後立て直せるか…



そうなると、今後を期待出来るのはセイントメモリーだけだ
前にも書きましたが…南関を買ってる方からすれば、セイントメモリーがＪＢＣに出走する事など信じられないが本音でしょう□

伝説とも言える『ファルコン馬場』で叩き出した１１秒フラットの数字セイントメモリー

休みを挟みながら大事に使われた結果、今のブレイクに繋がりました
馬場が異常とは言え、条件戦では破格の時計を走れた事から…セイントメモリーの持ち味は時計勝負逆に力の居るパンパン馬場は得意ではありません

だからこそサンタアニタでは、砂厚が変わった大井で重賞だと疑問がありましたアッパレ
どうやら自分が観ていたセイントメモリーは居なくなったようです

斤量差がありましたが、事実タイセイレジェンドを封じたオーバルＳＰ□同じくごまかしの効く金沢なら…と期待を持ちます


相変わらず日に日に…中央からポンコツが送り込まれ散々たる状況が広がる南関のA１
そんな中で地方馬の期待を背負うのが、生え抜きのセイントメモリーとゆうのは皮肉な話であり痛快□
しかしメインであるクラシックに南関から参戦がありません…

代わりに出走する馬の名前は、明らかに選定基準に不満を感じるモノ『地方と中央による砂の祭典』の敷居が明らかに低すぎるよ…
極論ですが、無理矢理にフルゲートにするならば強い馬５頭立てのが盛り上がるのではないか

セイントメモリー以下、南関馬には何とか見せ場以上を期待したい

『地方馬なんか必要なくね？』

一昨年…真横で聞こえたた一言
トラウマになりつつある(笑)

明日は３レースの全馬分析