浦和記念で見た南関の末路

開催が近付く大井開催

話は早いですが水曜メインの勝島王冠の登録馬の名前には驚くばかり
浦和記念トライアルと位置付けられた、埼玉新聞栄冠賞の１〜３着馬が揃って勝島王冠に登録してきました
加えて昨年のダービー馬で東京記念を制したプレティオラス、クラシック四天王のソルテ、ピエールタイガー、テラザクラウドと豪華な面々



その浦和記念はどうだったかトライアルである埼玉栄冠の１〜３着馬が不在で…南関の大将格は不振にあえぐマグニフィカ。他は南関重賞すら回るだけの馬ばかり…結果は恒例の下位独占とゆうお粗末さ
高知のグランシュヴァリエがダイショウジェットに先着し…最近は高知馬の頑張りに拍手を贈るレースが増えましたね


１週後に勝島王冠があり、賞金が入る可能性が高いこちらに回るのは解るが…じゃあ『浦和記念』の必要性は何か？中央馬だけ参加させて、あとは勝手にどうぞ……これではファンはおろか中央陣営に対して失礼過ぎる話

まぁ明らかに大井外回り向きのプレティオラスは仕方無いにしても……実際に浦和の埼玉栄冠を勝ち負けしたガンマーバーストらは出走する意欲は見せて欲しかった
埼玉栄冠賞の内容からすれば、パンとした体調ならば歩いたエーシンモアオバーくらい交わせたはずで、それはカキツバタロイヤルやスターシップにも言える事


広い競馬界でトライアル→本番回避→トライアル２とゆう出走パターンは珍しいだろうに
限られた馬だけが走れる舞台こそが交流重賞であるはずが、今やダチョウ倶楽部のごとく『どうぞどうぞ』と回避馬が続出普段、自己条件すら勝てない馬が仕方無しに中央馬と走らされる
そして南関重賞となれば我先にと登録し、A１馬でごった返す当然力試しをしたいA２の上がり馬は…出走するチャンスすら無くなる

そんなA１馬も半分は『昔の名前』で走るポンコツ馬ばかり
よくもまぁ〜こんな事を平気で２年以上続けてるもんです
明らかに異常を感じたのはスマートファルコンが猛威を振るい出した時からレースが２グループに分かれる異常なモノになりました…中央馬が強いのもあるが、ただでさえ力差がある南関勢が二軍しか用意していない為〓おおよそレースとは言えない惨劇が生まれました

昨年のＪＢＣにB１で苦戦するゴールドスガが出走した時は…笑うしかなかった。ここまでくりゃ立派

南関重賞→一軍
交流重賞→二軍

これで中央馬を倒そうなんてなぁ夢のまた夢



交流重賞参加へのハードルを上げる事は前に書きましたが
重賞体系を変化させる事も必要かもしれない□毎週毎週どこかで重賞が行われ、それも似通ったモノばかり〓特に長距離重賞にはもう少し目を向けてほしいトコ
そして上に書いたように交流重賞の前後に、強豪が集まるような番組はいらない短距離→中距離→中距離となると交流を避けて…南関重賞のハシゴを繰り返す馬が現れる

メリハリを付けて開催していく事も方法だと思う

これは荒療治かもしれませんが…こんな逃げ腰の状態が続くぐらいなら、無理矢理にでも中央馬にぶつけるくらいの事をしないと

あとは南関古馬のS１レースも面白いかもしれない□昔のグラチャン２０００的なお祭りレースを、ファン投票でやっても


自分は一ファンだし、何も変える事は出来ませんが
正直な話…毎回似たようなメンバーで似たようなレースを見せられても刺激が無いのは事実
そこに加えて交流重賞はあの体たらく…これで新規ファンを開拓出来るとは思えないし、既存の南関ファンが背を向ける可能性もある

１番頭に来るのが南関競馬を観たことの無いファンが、交流重賞に出走して来る馬を『地方代表』と本当に思ってしまう事
こっちは、ケンブリッジエルだのカネトシパサージュが南関東を支える代表なんて思っちゃいない…ただ現実として彼らが交流重賞に参加を続ければそう思われて仕方無い

歯がゆいが、陣営がいつまでも逃げ腰なんだから…こっちは何も出来ない

去年の暮れにフリオーソが引退した後が恐いと言ってましたが…それとは全く違った問題が浮上するとは

勝島王冠の勝ち馬には、何とか大賞典に出走してもらいたい□