ナイキアディライトの仔

今年の朝日杯フューチュリティSに出走するプレイアンドリアルが注目されていますが
この前書いたように、個人的な思いは『全く興味が無い』とゆうモノ□

コスモバルクの時に懲りたであろう、地方所属でありながらクラシックに出走する事への負担また古馬になってからも同じで…中央馬以上に着順が求められてくるとゆう事
それを実感したであろう岡田オーナーが、全く同じ事をプレイアンドリアルで繰り返そうとしてるのは…もはや岡田オーナーの『夢と感動を競馬に』ではなく、ただ個人的な意地でしか無いと思える

偶然今日TVで同じ台詞を語っていたけど…アンタに言われたく無いが本音

川崎所属となりながら…これまでもこれからも南関で走る事が無いであろう馬に肩入れなど出来ないヤネが山崎や町田なら解るが…中央のオーナーに中央の騎手で、調教師だけが河津厩舎とゆう…『地方馬以上中央馬未満』とゆう存在
門別組の旬は今から来春まででチャンスはあるとは思うが…微妙な心境



しかしこの朝日杯で心から応援する馬は居ます


マイネルディアベル


なんだよ岡田オーナーを批判しておいてマイネルの馬に、外国人騎手かよ！と思われそうですが…
注目したのは父の名前で、ナイキアディライトの子が中央のG1出走とゆうのは感慨深い


ナイキアディライトは一線で活躍していた石崎隆之にとって、最後のパートナーでした
３歳時には連戦連勝で羽田→ダービーを制覇し二冠□
ＪＤＤでは南関三冠馬の誕生を願うも…中央のビッグウルフ、ユートピアとの３頭による激戦の末敗退

しかし古馬になってからも地元船橋を越え、南関を支える名馬として中央馬を迎え撃つ存在に帝王賞など…G1制覇はなりませんでしたが、G1になる前のかしわ記念や日本テレビ盃など交流戦を制覇□
アジュディミツオーが台頭すると、同時期に南関重賞へ路線を変え大関クラスに落ち着きますが自慢のスピードを披露
石崎隆之騎手が徐々に一線から撤退すると、ヤネも内田博幸や息子の駿に渡りながらナイキアディライトは８歳まで現役を続けました

思えばブリザードからミツオーの時代の間を受け持ち、フリオーソの台頭を見て引退した『バトン』的な役割石崎隆之騎手にとって忘れられない１頭に違いありませんし、南関ファンの脳裏にも…あの逃げ脚は焼き付いています


時を経てナイキアディライトは種馬になり、地元南関に産駒を輩出
その中でマイネルディアベルが中央デビューしたと知り…影ながら見守っていました

南関魂の高橋華代子さんも予想通りに食い付きテンション上がっています(笑)
自分の騎乗馬の名前すら忘れる的場さんと違い、１頭１頭に思い入れを語る石崎さんだけに□多分…胸の内は察する


無理矢理に作られたストーリーなど、TVドラマの中の世界で…競馬界においては通用しない。勝手に川崎所属になり、川崎の星だの地方の期待だの言われても俺は心が動かない

ただ、かつて南関で活躍し中央馬と渡り合ったナイキアディライトの仔が□今度は中央馬としてG1に出走する……この方が胸躍る部分はあります


孫悟空が言った『サイヤ人の誇りを持つ地球人』では無いけど
たとえ下級戦士でも…努力をすればエリートを越えられるかもしれないマイネルディアベルの方が似合う

頑張れ