大賞典まであと３日

大賞典まであと３日

本日は１３年ぶりの南関ダブル開催浦和→大井のリレー開催で…まさか石崎さん→的場さんで連続勝利するとはまさにジジイリレー
注目しているキットピークも順調に勝ち星を挙げました


さて話は大賞典

歴史ある大賞典…かつては３０００m、２８００mで行われ、今は大井G1の固定距離となった２０００m□時代と共に変化はあれど…『日本競馬最後のG1』『ダート総決算』の位置付けは変わらない

大賞典における名勝負…

個人としては１番声が出たのは０９年
ヴァーミリアン・サクセスブロッケン・セレンの三連複に１点毎年書くようですが…ゴールの斜め後ろで観ていた為に、ぬか喜び(笑)実際はクビ差もありました


そんなくだらない話はどうでも良い
ここ数年は中央馬の連勝が続いていますが、交流当初はそれこそ『地方 対 中央』の図式そのもの
単純にどっちが強いか？とゆう胸躍るレースだった


ひいき目に見て、地方競馬側からして１番胸がすく思いだったのは９８年ツースリー。中央馬が馬券対象外となった一戦…

この年６歳を迎え完全に本格化アブクマポーロが、昨年破れた大賞典を獲りに来た
更に岩手のメイセイオペラは南部杯でアブクマポーロを破っての大賞典帝王賞を制してからはポーロに逆転されるも…地元の期待を背にコンサートボーイ
更にダービー馬サプライズパワー、怪我から復帰した怪物キャニオンロマン…当時が誇るビッグネームが全て出走した

中央からはフェブラリーの覇者グルメフロンティアエムアイブランに、大賞典で無類の強さを誇るキョウトシチー

今ほど交流重賞が多くなかった当時、地方中央のナンバーワン同士がぶつかり合う貴重な瞬間


レースは、エムアイブランの伸び脚悪く…グルメフロンティアは直線入り口で殿〓距離短縮で対応出来ないキョウトシチーと…中央勢は動きが悪い

そんな中、メイセイオペラが抜け出しを計ると外からコンサートボーイアブクマポーロが並ぶ間もなく抜き去る

交流戦になってから１度も勝てなかった地方馬が…ついにワンツースリーとゆう形で逆襲した瞬間でした
このレースで注目してほしいのは、大逃げで沸かせたサントス□大井所属で明らかに力不足のサントスでしたが…笑いが起こる程のバカ逃げで存在感を発揮いわゆるTV馬の役割も、地方馬が受け持ってたんですね

何せ前が地方馬で中団以降に中央馬が集まってたんだから、今では信じられない光景しかしこれが当たり前だったからこそ、現在のレース展開がたまらない気持ち



新しい時代を感じたのは０８年□
帝王ヴァーミリアンと怪我から奇跡の復活を遂げたカネヒキリサクセスブロッケンが参戦ボンネビルレコードに、古豪ブルーコンコルド…

レースは空前絶後の上がり勝負
先に抜け出したサクセスブロッケンを、『役者が違う』とばかりにヴァーミリアン、カネヒキリが差し切り…結果はカネヒキリがクビだけ前に出た□
このレースは９９年の有馬記念に通ずる部分がある…最後は最強の２頭まさにそんな言葉が当てはまる
かねてからハナ差やアタマ差になれば、名勝負だとゆう意見には否定的で□名勝負は人馬がベストを尽くし、互いに全力を出し切った際に生まれるモノと思っています

まさしくこの大賞典は…強い２頭が強い競馬をしたレースでした
あれから５年経ち、再び１０頭立ての大賞典となった今年
少数精鋭だった０８年とは明らかに意味合いの違う１０頭


果たして上の二つに並ぶ名勝負が生まれるか…注目しています