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2014/01/07 21:08
時代を変える騎手
今年に入っての、的場文男騎手の成績を見てみる
(0・1・2・12)
ごく単純に15度の騎乗でファンの力になったのは3回今年も恒例の「ヤル気が無いのか」「辞めてしまえ」の言葉を目にする
兼ねてから11月〜2月の的場さんは…的場文男の名を借りた新人騎手と考えて予想する57歳…若い人には解らない部分があるんだと思う
この「辞めちまえ」が夏の終わりには「文男サイコー」に変わるのが常ですが…では本当に明日にでも、引退したらどうなるのだろう
おそらく地方競馬サイトどころか、あらゆる競馬サイトにニュースが流れYahooニュースでも取り上げられる
翌日のスポーツ紙にも大なり小なり記事になるはず
「大井の帝王 57歳で引退」
「史上2位6500勝の名手」
「ダービーは勝てず…」
間違いなくこれを目の当たりにすれば、俺は1週間は廃人状態のはず(笑)
さて彼が去ったとして南関競馬はどうなるのか大井競馬場にとっては看板が無くなり、グッズ等も売らなくなる…場内では古参のファン達が「的場も辞めちまったな〜」「時代だねぇ〜」と会話する
現場はどうだろうか?調教師にまで口出しし、指示も何も無視した「文男流」の調教をし…数々の馬を鍛え上げてきた(?)的場さんが居なくなり、安心する調教師も少なくはないかナオユキ)
若手にとっても、自分より早く来て攻め馬に跨がるオッサンが居ないと伸び伸び出来るだろう
おそらく大井競馬場全体の…あらゆる緊張感が無くなると思われる
肝心のレース□的場さん不在で、若手中堅は散らばった勝ち星を拾いに奮起…
しかしそこに緊張感や殺伐とした雰囲気は微塵も無くなるだろう
和気あいあいと談笑するレース前…逃げ馬は逃げ、差し馬は抑え、当たり前の光景が続く
そりゃあ残った彼らも下手な騎手だけじゃないそれなりのレースは続いて行くんでしょう
若手騎手が本命馬を飛ばせば、誰かが言う
「文男が居りゃなぁ…」
いやいや大井競馬でも指折りで人気馬を飛ばすのは的場さんであるでも皆が思う不思議な感覚…
何より問題は東京ダービー□ただでさえ、今やJDDとゆう下らない新設レースの予選となったダービー
存在価値が「的場文男の悲願」で保たれているのは事実です。それも無くなれば、東京ダービーとゆう名前のついた予選会になりかねない
そして残された石崎さん的場文男が居なければ…それこそ単なるジイサン騎手として騎乗を続けて行く事になる
リーディング上位も若手主体になり、大井での勝ち星が回ればおのずと大井所属騎手が活躍の場を広げる一気に様変わりするかもしれない
でもどうでしょう?それは勝手に変わった時代であり、ファンは違和感を感じるんじゃないか
前に自力で石崎・的場の高い壁を越えてみせた内田と、内田の移籍で勝ち星を量産した戸崎の場内での評価の違いを書きましたが
的場文男の引退で浮上した若手達は、同じ扱いを受ける可能性が大
フリオーソが引退した昨年の南関競馬と同じで、後ろが育たぬまま看板が去れば悲惨な事態になってしまうモノ
なーんか魅力の無い競馬場になりそうですわね
っとまぁ勝手な妄想をしてみましたが遠くない将来に必ず起こる事…
このままなんの変化も無ければ、上記の事がそのまま起こる訳です
毎年、暖かくなれば眠りから覚め…活動を開始する的場さん□若手達はその気迫に圧倒されるがまま
ただ、今冬眠中の的場さんを…このまま叩き潰すのは若手騎手引退するのを待ってるんじゃなく、自らの手で伝説の男に引退を決意させるとゆう…型破りな騎手が現れてほしいこんな名誉な事は無いだろうになぁ
非常に自分の気持ちと矛盾する事なんですが、毎年毎年…50越えの騎手が150も勝つ事をそろそろ不満に思う奴が出てくるべき