金盃を振り返る

金盃の的中で、今年の南関競馬に限れば４戦４勝と怖さを感じるモノ………はいウザいです←


金盃を振り返りたいと思います□

世代間の戦い、上がり馬の出走、女傑最後の大井と…最近では１番見所のある重賞でありました

勝ったのはフォーティファイド大井記念以来の重賞制覇で、ヤネ戸崎も久々の大井重賞制覇となった
スタートからハナの譲り合いと言った…ちぐはぐな序盤、観るからに戸崎はハナから溜める競馬を決めていたように思えるフォーティファイドは使える脚が一瞬で、意外に乗り難しいタイプ大井外回りを熟知した戸崎の判断は良かった
まぁ展開的に前が崩れて後ろから来ずのレースで、手放しに強いとゆう勝ち方では無いですが外を一直線に伸びて来た走りは内容も良く、昨年も１月〜５月に活躍した馬だし、やはり寒い時期に調子が上がるタイプに違いない。今年もそれなりに頑張ってくれそう


２着にはツクバチャームが入る。個人的に胸がすく思いで、やはり下級からコツコツ頑張ってきたツクバチャームが…これまで重賞出走すら叶わなかった現状には腹が立っていましたそれだけに並み居るA１相手に、自慢の長く使える脚を存分に発揮し２着したのだから嬉しいヤネ吉原の積極果敢な騎乗ぶりが目を引いた


◎に推したアウトジェネラルは３着。やはり分析に書いたように…前に馬を置けない事を御神本も熟知していて、常に外を回しながらの競馬アウトジェネラルの課題…それでいて直線もジリ脚でツクバチャームを捕らえ切れずでは正直情けない。今回は少頭数の８枠と、願っても無い条件で勝ち損ねたのだから…今後が危うくなってきた

４着は唯一の大井生え抜きツルオカオウジツルオカオウジやセレン、テラザクラウドらが無事だったら南関重賞はまるで違う流れになっていたはず


正直…ここから後ろは評価に値せず

スターシップは強引ハナに立つ競馬。逃げるなら逃げるで…持ち味の長く使える脚を活かす乗り方をするべきで、ただ１周回った内容ではイカンアドリブが効かない…親父はとっさの切り替えが魅力だったんだけどなぁ今回は全く競馬になってない

大井ラストとなったクラーベセクレタ的場文男の真骨頂ではありましたがクラーベセクレタでは、ピッチが上がった段階で終了……次走がラストランとにかく無事にと願うばかり

○のパワーストラグル、４歳の注目株であるトラバージョはブービー、殿の大敗。パワーストラグルは１度壊れた馬だけに二番三番が利かなくなっているのか…マクって息切れではなぁ
やや吹き気味だった荒山…まさに泣きの荒山がモロに出た(笑)

しかし休み明け、５７キロを考えても１頭も交わせなかったトラバージョには更に頭を抱える確かにヤネも繁田で…試走の印象も受けましたが、レースに参加したかも微妙な結果で、これでは次走うんぬん言える内容では無かった。
昨年のクラシック四天王の、ソルテ・ジェネラルグラントの２頭はそれなりの結果を出してはいるが…ダービー馬・羽田盃馬に成長を感じる事が出来ず、トラバージョがこの結果

強い世代と言われた４歳世代も成長力にやや疑問が生じてきたソルテが連勝し…やはり強みが無くても、弱点も無いとゆうのもある意味武器かもしれない

馬券は獲れて嬉しいし、条件馬のツクバチャームの意地にも感動すら感じましたが９歳馬の差し切り勝ちは…手放しに喜べないのは事実