京浜盃を振り返る

京浜盃が終わりました

優勝したのはハッピースプリント□圧倒的１番人気に応えての勝利は、先々に繋がるモノ
予想の段階で自分が想像したような、前を掃除とゆう展開にはならずも常に外を回りながら、直線でスパートされるや首をグッと下げて突き抜けてきました。
「着差が付かなかった」「時計が悪い」と言う方も居るが、離して勝てば強いとゆうのは間違い〓センナナの大外から、並ぶ間もなく突き抜けたのだから中身が濃い。タイムも平凡ではあるが、同じような勝ちタイムでトーシンブリザードが駆けているように…成長いかんで、どうにでもなる。また休み明けで大井も初めてと考えれば、羽田盃は更にパフォーマンスを上げてくる。
１番懸念される事は、やはり門別上がりだけに成長力の部分〓ここ何年かの門別出身馬は、ほとんどがピークを３歳で終えてしまい…肝心の古馬戦線では過去の馬になってしまうこのまま成長して行けば、地方を背負い立つ馬になれるだろう


２着にはドラゴンレアルが入りました。分析通り、前開催の馬場を考えれば…やはり１番強い競馬をしていて外差し馬場の今回が狙い目でした。不器用なだけに８枠もプラスに働き、何よりヤネの真島は見事！この手の馬は動かすより…直線で弾けさせるのが１番〓真島が腹を括り直線まで我慢させ、今開催最も伸びる８分所を一直線に叩き出した〓これは上手い

まぁ上がり３５秒台を使うとは言え、何せ不器用さに加え…この脚質だけに〓一昨年のダービー馬であるプレティオラスのような「三振か本塁打」のタイプにならないか心配ではある。ただ外回り向きなのは違いなく、クラシックも楽しみ


３着はサーモピレーハッピースプリント逆転と言われれば限り無く厳しい

４着のファイトは自らの競馬に徹するも…やはり瞬発力の差が歴然で、一気に飲み込まれた。ただバテそうでバテずに粘れる馬で、距離が伸びるダービーでもシブとさを発揮しそう

正直な話、ここから２馬身離されたパンパカパーティ以下は…クラシックで一気に台頭とは考えづらい

パンパカパーティは先団に付けるも、やはり幼さがあり…首を振るなどスムースさに欠けた。大井外回りではスピードだけではどうにもならない典型的な例で、現状は小回り向き

人気を集めたダンスパフォーマーは、モマれ弱さが浮き彫りただ回っただけの価値の無いレース。どうやら雲取組との差は歴然で…８枠でも引いて先行出来ない限り、タイトルは難しい馬

個人的にずっと追い掛けて来たキットピークも…成長力で他の馬に追い抜かれ、貯金が無くなった様子。つくづく目の付け所が悪い(笑)


羽田の主役はハッピースプリントに違いなく、馬場に恵まれたとは言え規格外の脚を使ったドラゴンレアル雲取賞を差し切ったドバイエクスプレスの構図か

昨日の中継の解説には、自分が１番リスペクトする日刊の高橋光男さん。神妙な面持ちで

『ここはスタートライン。中央馬は強いが、交流重賞で地方馬が主役にならないといけないし、その可能性を秘めた馬』
『森下調教師はじめ陣営には、気を引きしめてもらいたい』

と語った
大井のトラックマンとして、最近の状態は確実に満足出来るモノじゃないはずだし…中央馬に◎を打つレースが続くのは本心では無いだろう
解説の方々からも願いを込めるような言葉が聞かれた…みんな思う事は同じだ

確かに勝って当たり前の馬を管理する事になった、森下師の心中は察する
ただ冷静沈着で、初年度からダービーを勝った彼なら…絶対にやってくれると信じている

開幕した時に、ハッピースプリントに対して愚痴を書きましたが…これだけの走りを見せられりゃ嫌でも期待する

間違っても的場文男だけは乗せちゃダメな馬だ



京浜盃は的中□重賞は３つめとなりました。晩年の安藤勝己騎手じゃないけど、数を絞って買って…今の好調さがあると思っています
まぁ必ずや泥沼に入るだろうけど馬場観察からシッカリと…今年はとにかく冷静に予想していきたいですね