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2014/04/05 21:24
二つの罠
土曜は休みなので、何もなければ競馬中継は観る土曜は予想もしなけりゃ馬券も買わないので…全く力を入れずに競馬を観ています
今日の中山10Rは面白いレース横山典弘騎手のケンブリッジサンが大逃げを打ち、4角で一時は息切れしたように見えたものの…直線で再び先頭に経ち□そのまま1着でゴール♪
しかしこれは先日の船橋競馬場でのケースとは違い横山騎手の巧みなペース配分に裏付けされたモノおそらく横山騎手からすれば『自分のペースを崩さずに気分良く走った』だけじゃないのか
これで、すぐさま思い出したのが自分が好きな漫画の『みどりのマキバオー』での皐月賞の時
マキバオーの3歳時からのライバルであり、兄が果たせなかった三冠馬を目指す『三冠相続人』アマゴワクチンワクチンは弥生賞で、隣に居たミヨシタイガーに『浪速の超特急』モーリアローが故意による妨害を加えた為にアオり受け踏ん張った際に骨折…
※モーリアローがこんな事をしたのは理由があります
皐月賞は絶望とされながら、懸命のリハビリと不屈の精神で出走少しでも負担を軽くと−20キロの馬体で…
同じくライバルの『黒い帝王』カスケードも遠征帰りで−30キロと不調が噂されます
そんな中、好調なマキバオーが一番人気でレースを迎える
スタートからアマゴワクチンが飛ばす展開に、各馬とも…『怪我をしてるだけにヤケクソの逃げだ』と静観
見る見るうちに差が広がると、余りの速さに競馬記者の胸尻諸美(凄い名前)が時計を確認…
『どんな時計なの!きっと新記録よ……えぇ!?』
何と1000mを1分1秒とゆうドスローワクチンに気付き…マキバオー含め、徐々に後続が仕掛ける
ワクチンが沈んでいくもカスケードだけはワクチンを交わさず、相変わらず殿に待機する……体調不安を囁かれた2頭の共倒れと悲鳴が沸く
ところが次のラップは先程から比べモノにならない、超ハイラップに変貌
ワクチンは差を詰められた間に…ペースを上げて行き、後続の脚を潰していた
『とんでもねぇ野郎だワクチンは…』
と虎先生が二つ目の罠に気づくも、マキバオーは構わずスパートする
真っ先に先頭に経ったモーリアローは脚が上がり…アローを交わしたマキバオーの勝利が違いないと思いきやマスタングスペシャル』が不発…
マキバオーもワクチンの乱ペースにより脚が潰されたのです
ここで策士ワクチンと、待機していたカスケードが強襲した瞬間…ヤネのネズミ、チュウ兵衛が初めてワクチンが仕掛けた『二つの罠』に気づく
この皐月賞は結局、アマゴワクチンは脱落しマキバオーがカスケードとの一騎打ちに持ち込みます
マキバオーはどちらかと言えば、ヤネより馬が主導権を握っており(会話しながら走る)意味合いも変わってきますが…
横山騎手もベテランの領域になりアマゴワクチンに通ずる部分を感じました
まぁG1でも無いので、やはり『勝手に周りが焦っただけ』が本音かもしれないけど
このマキバオーの皐月賞には、船橋の怪物としてサトミアマゾンとゆう馬が出ていますアマゾンオペラ
「地方馬全員の夢を乗せて走ってんだ!」
と3着に入り、ダービー、菊花賞も4→2着と好走
まさしく地方の夢を表した素晴らしい馬でしたね。こんな馬が出てきたらたまりませんね…
プレイアンドリアルには出せない興奮でしょうね