南関競馬への怒り

天皇賞は軸のキズナが４着に破れ、３連勝はならずアドマイヤラクティを消し、その分までウインバリアシオンとのワイドに追加
たかが２倍、されど２倍…かなり力が入りましたがホッコーブレーヴに差されてオジャン

本来なら明日のかしわ記念に臨みたい所ですが今年の面子を見て、買う気も失せてしまい…ケンに決めた所


明日に控えたかしわ記念□
中央馬は常連だったエスポワールシチーが引退し、ホッコータルマエ、ニホンピロアワーズ、ペルシャザールらは不参加ですがコパノリッキーに古豪のワンダーアキュート、セイクリムズンが参加予定。
横綱クラスが不在でも、中央からは第２第３の馬が次々に登録して来る


そこに来て南関馬である
実は今年のかしわ記念は注目していて、昨年のクラシックを賑わせたジェネラルグラントとソルテが短距離で開花した印象で…更にセイントメモリーも一叩きされたし、羽田盃馬のアウトジェネラルやジョーメテオ、トーセンアドミラルらの参加も心待ちにしていました



しかし蓋を開ければどうか…上記の馬は登録すら無し
なんと南関からは、これが１年９ヶ月ぶりで転入初戦のコンノートと、ここ数戦、自己条件で惨敗を続けるケイアイサンダーだけの参加である。他地区からは…交流どころか南関馬にも通用しないタッチデュールが出走

ソルテやジェネラルグラントの陣営は確かに『かしわ記念に向かう』と公言しておいて、これは無いだろう
そりゃ生き物だから仕方無いかもしれないが…全ての馬がかしわ記念を前にタイミング良く調子を崩すのか？と思えば疑問
いつものように来週には大井記念があり、再来週には川崎マイラーズが控え明らかな逃げ道もあるだけに…こちらに登録馬が殺到するのは目に見えている。
調子が悪いと言い訳して翌週の重賞に出て来るなら、まさに『ふざけるな』の一言

ここ数戦の交流重賞は全て地方馬が馬券に絡み、先日のかきつばた記念など地元のタガノジンガロがノーザンリバーを破る快挙□
いつも言ってる…出るか出ないかは戦う以前の問題で、A１馬が出走さえすればチャンスはゼロじゃない□中央馬は確かに強いが、レースなんて走ってみないと解らない。高知や園田が、地元を盛り上げようと交流には必ずエース級を出走させているのは本当に立派
こんな当たり前の事を…『負けたら恥さらし』と考えているかは知らないが、地方のリーダーである南関４場が、中央馬と戦おうともしないのは頭にくる。これでは一体何を目的に馬作りをしてるのかすら疑問


交流G1をハンデ戦にしようと考える人は少なく無いらしい
自分は否定派で、これを行う事は…イコール『中央馬には敵わない』と白旗を挙げたようなモンで、かつて対等に戦っていた時代を知る者からすれば悲しい話
同時に…明らかに力量差がある馬がいかにハンデ差があろうと通用するかは疑問

例えば、砂王のホッコータルマエに５９を背負わせケイアイサンダーが４８キロで出走したとする
だからとケイアイサンダーがホッコータルマエを差し切るかと言えば、明らかに厳しい話例え勝ったとしても…１１キロ差があっては、どんなにバカにされた気分になるか

ならば、出走する気が無いのならもう地方枠を減らし…中央馬だけで出走枠を埋めるくらいの荒療治が必要かもしれない
中途半端に明らかに終わった馬や、格下の馬で枠を埋めるなどして…それでいて一緒に走ろうともせずに、ケツを回って『あとは勝手に走ってください』と言わんばかりのレース
招待された中央勢に対しても失礼な話だ

こんな無様な事をするなら、中央馬５頭だけで行う方がマシだろう
観客を呼び込むファンサービスに勤しむのは良いけど、肝心のレースでファンをバカにしていてはまるで意味が無い