1798件のひとこと日記があります。
2014/05/30 22:11
東京ダービー(七不思議)
今年も馬券を抜きに恒例の盛り上がりを見せるのが…的場文男のダービー騎乗□
毎年、ダービーの時期には的場さんの事は書いて来ました。昨年も載せた的場さんの過去21年のダービー戦績です
1992 2着 ナイキゴージャス
1993 5着 ブルーファミリー
1994 3着 カウンテスヒカル
1995 16着 ナイキグレース
1996 3着 アイアイシリウス
1997 12着 ナイキジャスパー
1998 2着 ゴールドヘッド
1999 2着 タイコウレジェンド
2000 6着 シャコーダイヤ
2001 8着 ミツルトップワン
2002 10着 ダイワミズリー
2003 2着 ナイキゲルマン
2004 2着 キョウエイプライド
2005 4着 ボンネビルレコード
2006 13着 アタゴハヤブサ
2007 3着 ロイヤルボス
2008 10着 ニックバニヤン
2009 16着 ディアテクノバトル
2010 11着 ショウリュウ
2011 3着 キスミープリンス
2012 4着 ダイヤモンドダンス
2013 10着 キタサンオーゴン
22年前の時点で、既に10連敗していたのですが、まさか現在において未勝利のままとは思ってなかったはず(笑)
更に驚くのが通算32度の騎乗回数に、22年連続騎乗。連敗記録も去ることながら、世界広しと言えどもこれだけダービーに騎乗した騎手は少ないだろうに
初のダービー騎乗が1979年だそうで、今現役の南関騎手の半数以上が生まれる前の話
32度も騎乗しているレースつまり他の誰よりダービーを知る男でもある。通算0勝32敗…勝ち方を知らないだけ
多く聞かれるのが、馬に恵まれなかったとゆう意見
確かに、若手時代には他場に佐々木竹見、大井に赤間清松、高橋三郎が居り□一番馬は彼らが騎乗。
大井リーディング時代は、石崎隆之、桑島孝春、佐藤隆らが騎乗する他場の馬が力を発揮内田博幸・戸崎圭太ら若手が台頭し…自然と馬が流れていった
万年2位の位置付けが、ダービーでの騎乗馬の質で差を付けられたとゆう意見です
またブルーファミリーの外枠希望を、反対したのに関わらず大外枠で出負けしたのは有名な話だし、距離不安のあったゴールドヘッドが負けた翌年から、ニセンになった等
あげくマルゼンアデイアル、ナイキジャガー、ベルモントドリームのような確勝級の馬が怪我をして出走すら断念する事態も
2頭カチ合い、選ばなかった馬に勝たれた事もある…書き出したらキリが無い
とにかく運が無い
しかし…別に一番人気が絶対に勝つのが競馬じゃないし、人気薄の激走もダービーの見所である
問題は彼にあるとゆうのが自論
何度も書く…的場文男は巧い騎手では無く『凄い』騎手
自分の型に馬を運び、それがハマった際のスゴさは…今だに手が付けられないのは認める
しかしダービーでは絶対に自分の型に出来ないし、周りがさせない
そして彼には技が少ない
スタン・ハンセンとゆうレスラーが居ました□必殺技は「ウエスタンラリアット」で、これが出れば試合が終わる一撃必殺の技。しかしラリアットさえ気を付ければ倒せる…と対戦相手は腕を攻め続けました
的場さんはスタン・ハンセンと同じ猪突猛進型でレースでは、とにかく必殺技を出すだけを考える。しかし、それを封じられてしまうと他に何も出ない
ダービーはガチンコで皆が熱くなり、加えて周りが騒ぐ七不思議のプレッシャーからか…毎年騎乗が下手である
早仕掛け、包まれる、壁が出来る…まるで新人騎手のようです
まぁ…彼がこの考えを覆す、更なる『凄さ』を見せてくれたら
それは七不思議完結の時でしょう
あっ…毎年恒例ですが、ダービー前後の的場さん騎乗馬はチェックしましょう□毎年毎年、馬券に絡んでいます
こちらも七不思議ですね(笑)
では次回は、万が一にも的場文男がダービーを勝つ可能性を探ります