1798件のひとこと日記があります。
2014/06/19 21:01
帝王賞 厳選名勝負 1998年
1998年
97年はさすがに書き尽くしたので省きました(笑)
前年ついにコンサートボーイ、アブクマポーロのワンツー決着を果たしホクトベガの急逝もあり、どこか手狭になったダート界…ここから数年に渡り盛り上げたのは地方馬でした□
前年春に、アマゾンオペラ・ナイキジャガーに引導を渡し帝王賞に参戦したアブクマポーロ
健闘どころか優勝一歩手前に迫る走りは、将来性を感じさせたモノでした
年末の大賞典は、未知の距離ニーハチに苦しみ3着に敗退するも…既にこの頃、グラチャン2000でコンサートボーイから南関最強の座を奪い去り、ダート界の中心に登り詰めると川崎記念→かしわを含め無敗の4連勝。ホクトベガ亡きダート界を席巻します
迎えた帝王賞
中央からも重賞2勝のエムアイブラン、昨年の大賞典勝ちトーヨーシアトル、昨年3着のバトルラインなどが出走。この年は他の南関馬に元気が無く…アブクマポーロの一人横綱状態。しかしこんなに頼れる横綱は居なかった
ヤネを務めた石崎さんは、この馬の事をこう語りました
『捕まってれば良いんだよ。勝手に狭いトコからでも行っちゃうんだもの』
『頭が良かったよ』
『トシを経るに従って強くなった。世界に行ってみたかったね』
そんな言葉通り、このレースのアブクマポーロは決して石崎さんが勝ちに行こうとゆう騎乗をしていません□(これだけじゃないが)
好発にも関わらず、レースが進むにつれポジションは下がる一方周りの中央馬は我先にと仕掛け始め、直線入り口では中団後ろ…
直線で岩手のメイセイオペラが逃げ込みを計り、中央勢の勢いが止まると同時にアブクマポーロ
石崎さんは手綱を動かすワケじゃなく、本当に捕まってるだけ…馬が勝手に狭いインに向かって突進したようでした
このレースから連勝を続け、石崎さんが『当時の盛岡はインが異常に伸びた』と言い訳した南部杯を除き(笑)全てを圧勝で終えました
年末の大賞典は船橋アブクマポーロ、岩手メイセイオペラ、大井コンサートボーイでワンツースリー□□□
中央馬馬券対象外とゆう…まさしく倍返しこの辺りが、交流G1での地方馬の最盛期じゃなかったでしょうか
ホクトベガによって地の果てまで追いやられた地方が、アブクマポーロによって中央競馬を膝まずかせた□
今のように秋に中央G1が行われていれば…と思わずには居られない
アブクマポーロは8歳になっても勢いは止まらず連勝を続けます
しかし3度目の帝王賞を前に、怪我が判明し惜しまれながら引退…
本格化後は少なくとも本気の走りを見れずに終わり、やはり中央G1や海外遠征を観たかった□
98年の年間獲得賞金はスペシャルウィークを凌ぎ堂々の一位アブクマポーロマヤノトップガンだから凄い…
フリオーソに抜かれるまで、地方馬最多獲得賞金も保持していました
まさに地方では無く日本競馬の中心に、アブクマポーロが立っていたんですね
当時全盛を誇った石崎隆之とも似て、憎たらしい程のレースぶり本当によく似た人馬でした
もはやアブクマポーロの存在も、石崎さんが最強馬に乗るような騎手だった事も…知らないファンが増えているそうです
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チョーノさん
トップさん
どうしても日テレ盃や大賞典が取り上げられますが、アブクマポーロのベストレースは帝王賞ですよ
あんなん化け物ですよ(笑) -
チョーノさん
タクマルさん
アマゾンオペラも中央に参戦しましたね□
ポーロのオールカマーは石崎さん反対したみたいですけどね(笑)
ハッピー唯一の心配事は成長力です門別上がりは秋から別馬になりかねませんよ -
チョーノさん
ダークさん
そうでしたねマチカネフクキタルの秋3連勝は神がかりでした南井騎手も好きだったなぁ〜 -
あの98帝王賞は圧巻だよ内を突いたとは言え「馬なり」で石崎もノーアクションだったからね
本気のポーロを見たかったよ -
タクマルさん
懐かしいですね〜( 〃▽〃)
当時自分は地方競馬の事が解らなかったのですが、アブクマポーロやアマゾンオペラは知ってます。
アマゾンオペラは、確か石崎さんでオールカマーに出走した時の通算成績を見て何者!?と思った記憶が有ります。
今はハッピースプリントがこの様な馬たちになってくれる事を楽しみにしてますp(^-^)q -
ダーク親父さん
アブクマは最強だと思うよ
中央でもクリスタルグリッターズの産駒が活躍して、マチカネフクキタルやビックバイキングが出てたからね