帝王賞を振り返る

帝王賞が終わりました□

勝ったのは８歳の古豪ワンダーアキュート□歴代の砂王と渡り合い、数々の激闘を演じながら大井では未勝利だっただけに…この勝利は嬉しかったでしょうね

好発でハナに行くかと思いきや内側の有力馬を行かせ直後３番手から競馬。予想した展開と全く正反対になりこの時点で『これはダメだ』と連呼…
ソリタリーキングが仕掛けると、押し出されるように先頭に並び…粘るコパノリッキーを抜き去り快勝。
フェブラリー・かしわのレースぶりから、やや下り坂と判断しましたが考えてみればマイルでの実績が元々乏しく…加齢と共に対応しづらくなるのは当然で、この考えは早計過ぎた。
中央では差し脚を使う馬ですが、地方交流のユルユルの流れでは楽に先団に付けれる
中央場所はともかく、地方交流ではまだ肩掛けを増やす可能性はありそう。８歳になりながら新興勢力を封じる厚みある強さは、晩年のエスポワールシチーのよう


２着はコパノリッキーニホンピロアワーズに行かせるも前半盛んに引っ掛かってしまいワンダーアキュートの格好の標的にされ、これではたまらない
距離もやや長いのかもしれませんが、それでも最後まで後続を封じ馬場の悪い最内での結果と考えれば悲観する事はないまだ４歳…伸びしろもある


３着のソリタリーキングは、人気馬の直後で漁夫の利を狙うも…やはり勝ち切るだけの力は無かった。ニホンピロアワーズを交わしての３着は立派とも取れますが位置取りから何からベストの展開での結果だけに、この馬がG1馬の仲間入りを果たすのは厳しい話


ニホンピロアワーズは４着で、久々に配当らしい配当になった帝王賞の戦犯を受け持った。ヤネのコメからも逃げの手は想定内だったらしいが何ししろ無抵抗で下がるだけでは、残念としか言えない。ダイオライト組のその後が冴えず…この馬の勝利も微妙な印象を受ける７歳とゆう年齢から、次以降正念場


まぁレースに参加したのはここまでシビルウォーもお馴染みの直線でチョロチョロと伸びて小銭を稼いだだけ

ムスカテールも川崎記念の脚が嘘のようで状態面、見直しが必要か…


地方最先着はゴールドバシリスクで、これは予想通りしかしおおよそレースに参加したとは言えず、勝負所では画面から地方馬が消えていった…

２分３秒台の決着サミットストーン□にこの時計勝負が可能か、観てみたかった。これは秋以降の楽しみにしたい


最後に、オオエライジンに触れたい□
場所は南関と園田で違えど…同じ地方馬この馬の活躍は元気を貰えるモノでした
３歳時に黒潮盃に参加し、見事に噂通りの強さで勝ち□無印だった俺をあざ笑うかのようでした□

その後は園田の代表として、地元を盛り上げる為、時には他地区の交流にも果敢に参戦勝ち負けは無理でも、挑戦する姿勢には頭が下がりました

南関に移籍するもレースを使えぬまま、園田に戻り休養と…一時期順調さを欠きましたが、再び復活を果たし、今年も報知オールスターで南関馬をナデ斬り□改めて強さを見せ付けましたね


挑戦する事、地元のファンの為に走る事……オオエライジンから学ぶべきモノは多々ある
他地区に出来て南関に出来ないはずが無い…

競馬界を盛り上げた園田の怪物に

合掌