ジャパンダートダービーを嫌う理由

毎年書く事ですが、ジャパンダートダービーとゆうレースは嫌いです□
ごく単純に言えば『全く意味の解らないG1』だから

大きな理由は二つ



・ダービーと名の付くレースは一つで良い

・南関三冠レースに中央馬が参加するのは不可解



日本の競馬広し、いや世界に目を向けても…『ダービー』と名の付くレースが二つあるのは大井競馬場くらいでしょうそれも三冠レースに二つ…

ＪＲＡは日本ダービー、兵庫には兵庫ダービー、佐賀に九州ダービーとその地区それぞれ一つあるダービー□
そして競馬関係者が皆夢見るのがダービーでもある

しかしＪＤＤが三冠レースに組み込まれた段階で、東京ダービーの価値は『ＪＤＤに向けての予選会』と様変わりしました□
ダービーの次にダービーを走るとゆう、荒業をやってのけた東京ダービー』だけと今でも思っています



ジャパンダートダービーが設立された当初、別に違和感を感じた事はありませんでしたむしろ中央馬も参加する『お祭り企画』は好感を持てたくらい

以前は、中央のユニコーンS→大井のスーパーダートダービー(廃止)→盛岡のダービーグランプリの交流重賞３つ全てを制した馬を『中央ダート三冠馬』とし
ウイングアローがリーチをかけるも達成した馬は居ませんでした


かつての南関三冠は『羽田盃』『東京ダービー』『東京王冠賞』の３つで行われ王冠賞が秋に施行され、春に間に合わなかった大器の参戦で盛り上がったモノ。
その三冠の狭間にスーパーダートダービーが行われ、三冠後にダービーグランプリと…中央馬とは全く別物として南関三冠は存在(当たり前)

そこから時を経て、南関三冠がアメリカンスタイルに変化王冠賞→ダービーの３つを月一で消化する過酷日程に変わります
そして設立されたジャパンダートダービーは、ダービーの翌月、中央馬や全国の強豪が集う真のチャンピオン決定戦へ□

ここでスーパーダートダービーが廃止され、これまで全国のダービー馬を集結させたダービーグランプリ□は…レース価値が下がり、例年悲惨な面子が集まる重賞に衰退
まぁここまでは目を瞑る…

しかし何をトチ狂ったか、このお祭り企画のジャパンダートダービーが南関三冠レースの３つ目に組み込まれます
ごく自然に、東京王冠賞は廃止される…


ここの疑問…『南関三冠レース』に中央馬や他地区の馬に開放するとゆう意味

何度も言う…南関の三冠に、何で当たり前のように中央馬が参加出来るのか□
なら菊花賞に外国馬が参加しても良いものか？

別に中央馬に勝てないだけの負け惜しみでは無いです
以前のように、夏の終わりや秋口にお祭り企画として開催してはいけないのか。なぜ南関三冠を南関の馬だけで争ってはいけない？

このレースの設立により多くのモノを失った…


・歴史ある東京王冠賞の廃止

・同時に純粋たる南関三冠レースの完全消滅

・全国のダービー馬を集結させる意味合いを持ったダービーグランプリの過疎化

・全国のダービーがＪＤＤの予選会に衰退



だから、このジャパンダートダービーは認められない…

今年、ハッピースプリントがトーシンブリザード以来の三冠馬に挑戦します□
奇しくもトーシンブリザードは羽田→王冠賞→ダービーを全て制した最後の三冠馬でありＪＤＤをも圧勝した…後にも先にも出ない４冠馬

ハッピースプリントが成し遂げれば、現在の形になってからは初の三冠馬となります

これまでの１３年を全てぶつける意味で、是非達成してほしい

歴史と伝統、他地区の祭典までも飲み込んだ何の思い入れも無いクソG1の…唯一の楽しみとしています