ハッピースプリント

南関の３ヶ月に渡るクラシックシーズンも終わりを迎えました。
例年、東京ダービーが終わると実質的な純粋な南関クラシックは終わりとゆう気持ちが強くハッピースプリントのおかげで、非常に楽しめたＪＤＤとなりました


掲示板などでは

「所詮は地方の駄馬」
「カゼノコに負けるレベル」
「お山の大将」

と酷評が目に付きました


しかし、最近の南関を知る身とすれば…例え相手が重賞未勝利とは言え、中央馬とハナ差に持ち込めた事ハッピースプリントが馬券の中心として存在した事は、素直に嬉しいの一言

低レベルと言う方も居ますが、今の南関にレベルなど言っている余裕など無い。
１頭で中央馬６頭を向こうに回し、レースでも多大なプレッシャーを受けながら…ハナ差に持ち込んだのは立派

心のどこかでは掲示板すら外し、落胆する結果も想像していました。しかしハッピースプリントは真っ向から中央馬に挑み地方競馬の夢を乗せた横綱競馬を選択し…結果として写真判定に持ち込む２着。


考えてみてほしい□最近の交流G1と言えば、勝ち負け以前に南関馬が出走を『自粛』し逃げ惑い出る馬と言えば出走手当目的の高齢馬や、自己条件すら勝ち負け出来ない馬ばかり

大井ニセンのG1で地方馬が連対したのは、２０１０年の東京大賞典のフリオーソが最後。
地方馬が１番人気になったレースは４場に広げても、３年前のかしわ記念が最後でした
今や大多数のファンが地方馬には目もくれず、中央馬だけで予想を組み立て結果としてそのまま中央馬が掲示板を独占する…こんなレースが３年以上続いていたワケです。

今年のＪＤＤの主役は間違いなくハッピースプリントでした

『三冠馬になってほしい』
『いや所詮は地方馬だよ』
『２着付けかな』


ハッピースプリントを買う人も買わない人も…話題に挙げていましたこれだけで偉業です
そしてゴール前まで先頭を走り、５頭の中央馬を撃破離れた３着で馬券になるのと違い、本当の意味で勝つか負けるかまで持ち込んだ…

現状を考えれば快挙に値する２着


低レベルで結構、地方の駄馬でも結構…進めなかった一歩を踏み出せたのだから□
中央のファンには言いたいように言わせておけば良い

フリオーソが落として、もうカビが生えそうな『南関最強』のバトン今のままでは厳しいのは確か…
ハッピースプリントが拾えるかは、今後の成長次第です





ちょっと時期的に微妙ですが、今年の大井重賞の勝敗を振り返ってみた


・ＴＣＫ女王盃(○)
・金盃(○)
・フジノウェーブ記念(●)
・京浜盃(○)
・東京スプリント(○)
・羽田盃(●)
・東京プリンセス賞(●)
・大井記念(●)
・東京ダービー(○)
・優駿スプリント(●)
・帝王賞(●)
・ジャパンダートダービー(●)


５勝７敗

うーんここに来て、春重賞の負けが込んでしまいました…昨年は８つの的中。
今年は二桁に乗せたいと思っていたんですが、まぁ夏休み期間の南関限定重賞は確実に仕止めたいですね