大井の名馬・番外編(レッドアラートデイ〜アメリカの大物！？〜)

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『あら！これは久々の大井の名馬ですね』
『本当は毎開催１頭書きたいんだけどゆかりのある大井の馬って難しいよね』
『まぁボンネビルレコードからクリオネーまでよく書きましたね』

『今回は番外編だねサンタアニタトロフィーとなると…忘れられない１頭だよ』



アメリカ、サンタアニタパーク競馬場との友好交流も来年で２０年□□すっかりお馴染みとなりました。
そんなサンタアニタトロフィーが国際競走として行われた２０１１年□暮れの大賞典に先駆けて行われた当レースに…１頭の外国馬が参加しました

レッドアラートデイ


大井競馬場はおろか、地方競馬場に外国馬が参加するのも初めてメディアも騒ぎ例年にも増して注目されました

加えて東京スカパラダイスオーケストラの作曲で、この開催からファンファーレ・入場曲が一新何か大井が先を急いで走り出したと思ったのが本音
レッドアラートデイを管理する調教師は、０３年のＪＣＤを制したフリートストリートダンサーを管理した方うむ…本気で大井を荒らしに来たのか

対する南関勢は、９歳を迎えながらも健在をアピールしているボンネビルレコードマズルブラスト
ＪＤＤ覇者マグニフィカカキツバタロイヤルと、外国馬迎撃に力が入る面子



しかし…このレッドアラートデイ
蓋を開けてみると、ダートはおろかオールウェザーを１戦し着外があるだけあとは芝を専門にしていた馬。
特にダートの強豪でも無く…だからと芝の重賞勝ちもゼロ。なぜか半兄に南関重賞ウィナーが居るとゆう点を推していたが(笑)

このような情報は詳しくは語られず、メディアも場内も『まだ見ぬ強豪』の期待感が一杯

実は生観戦をしており、当時は老いて盛んなボンネビルレコードに最後の◎を付けました

レッドアラートデイは買うか迷っていましたが…パドックで観る姿はお世辞にも風格も無くスーパーマンそのままパドックは期待感から…ネタへの期待が高まり始めたのを記憶しています

レースはボンネビルレコードの出遅れから始まり雲行きが怪しい…
レッドアラートデイも中団に付ける

『さぁ見せてみろ…アメリカの強さ』


しかし直線手前で既に姿が無くなった□

直線では、あれだけ期待されたレッドアラートデイの事など誰もが忘れ…粘るマズルブラスト、抜け出すカキツバタロイヤル…そして猛然と追い込むボンネビルレコードへの声援に変わる

自分は小回りマイルでマズルブラストを軽視し馬券はハズレ



レッドアラートデイの着順を観れば、完走した中でのケツ
誰しもが思った

『何しに日本に来たんだ』

まぁ実際の所は、国際競走と名打ったからには…嘘でも何でもアメリカ馬の１頭は参加させねばとレッドアラートデイを送り付けて来たと言ったトコ

友好交流と馬の貸し借りはまた別モノですね


これ以来、アメリカからは１頭足りとも大井には参戦していません…大賞典が国際競走になって３年…どうにかならんモンか(笑)

このレッドアラートデイを最初で最後のアメリカ馬となってしまうのかなぁ

長旅の末、スター待遇で持て囃され…あげく殿負けで帰国したレッドアラートデイ□
忘れられない『大井の名馬』です



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『ありましたねぇ』
『前日には断然の１番人気だったんだから…』
『謎の馬ですよねどうしてるんだろ』

『コンビーフじゃねーの？』
『こら』