黒潮盃を振り返る

黒潮盃が終わりました

勝ったのは、ダービー２着馬で１番人気を集めたスマイルピース□
今開催はゲートトラブルが多く黒潮盃でも１番人気のスマイルピースが立ち上がるハプニング…正直、軸にした馬がゲートで暴れるのは良い気持ちはしない(笑)

不安視された出遅れはなく、スローに流れながらも外目でジックリドバイエキスプレスとヴァイスヴァーサを尻目に優勝

春先までの不器用さが嘘のようで、確かにヤネ替わりもありますが馬自身がレース毎に成長している事、この夏場に成長して行くのは非常に大事あとはゲート難など、少なからずある不安点を克服していけば良い


２着はドバイエキスプレススマイルピースとの着差は、位置取りがそのまま。今回は御神本が馬群に入れて闘志を温存ただ勝負所での進出がイマイチで、好位から脚を使われると苦しい競馬になってしまう解消されないと、人気にはなっても勝ち切れないレースが続くかもしれない。
しかし雲取賞勝ちや、羽田盃２着の面目は守り今年の南関３歳ではトップクラスの力があるのは確か


３着は転入２戦目のヴァイスヴァーサ□
前走の内容から溜めた際の脚は素晴らしく、今回は馬群を塗って突き抜けて来た。
しかしレース前から発汗が酷く馬場入り後もうるさい場面が続いており…まだまだ若い印象森下師の手腕に期待したい


４着ノーキディング□は、駿が先手を主張スローに落とし込み…まんまの逃げ粘りに懸けるも、切れ者３頭に並ぶ間も無く離された。
しかし馬体面から調教すらマトモにしておらず、今は能力だけで走っている馬強い調教に耐える事が出来れば、化ける可能性を秘めている


５着には高知のマレオ□が飛び込んだ。解説にもありましたが、血統に似合わず短距離向きであり…こちらは着狙いがハマッた印象大健闘には拍手したいが、今後の全国区での活躍は微妙


着外の中で落胆はツルマルブルース□
馬は元より、乗り替わったヤネの柏木が…向正面から鞭を叩きマクり始める
しかしこの手の馬は、早めに動いても脚が使えるワケではなく…そこから前にも後ろにも行かずの着順。
結果論かもしれないが、我慢して直線に懸けるべきだった

キットピーク□はペースが落ちると盛んに行きたがりチグハグな競馬…決め手がある馬でも無く、この馬は短距離向きと考えた方が良い。
個人的にはデビュー以来注目している馬□何とか頑張って欲しいトコ



例年、新たな発見などが多い黒潮盃ですが今年は強い馬が強い競馬をした珍しい例
上位４頭以外は特に目立って評価出来る事はない
まぁスマイルピースにせよドバイエキスプレスにせよ課題は残り、ヴァイスヴァーサやノーキディングは成長待ち□果たして来年以降、この４頭のうちどの馬が抜け出すか注目していきたいですね


今期の大井重賞

・ＴＣＫ女王盃(○)
・金盃(○)
・フジノウェーブ記念(●)
・京浜盃(○)
・東京スプリント(○)
・羽田盃(●)
・東京プリンセス賞(●)
・大井記念(●)
・東京ダービー(○)
・優駿スプリント(●)
・帝王賞(●)
・ジャパンダートダービー(●)
・サンタアニタトロフィー(○)
・黒潮盃(○)

イーブンに持ち込めました何とか二桁に乗せたいなぁ