名馬会スペシャル〜みんなで救え！栗毛の三冠馬〜４

社内を歩き回るオルフェーヴル。次に訪れたのは

短距離部門

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『オルフェーヴルだけどニホンピロウイナーって居るか』

『あぁ？何？』
『アンタがニホンピロウイナーか？』
『あにぃ？』
『テメェがニホンピロウイナーか』
『違ぇよ…俺はニホンピロウイナーだで』

『お前じゃねーかよ！』
『耳が遠いだよ最近…』


『ウイナー部長♪お疲れみたいですね。お茶です□』
『ありがとうカレンチャン』

『聞こえてんじゃんかよてか可愛い牝！キミいくつ？』

『５歳よ？』
『若ぇ！彼氏は？いねーなら付き合おうぜ』

『ぷん…私には若いチーフの彼氏が居るの』

『オルフェーヴルだね』
『誰だお前…』
『ロードカナロアだ』

『しらね。短距離馬に興味ねーし』
『今カレンチャンちゃんに興味持っただろが！』

『カレンチャンちゃんって長ぇよ…』
『俺は入会していきなりチーフだ。まぁお前も頑張るこったな〜』

『けっ…』』



中長距離部門

わっせわっせ


『うーわ…スゲェ数だな』

『部長！！部長！』
『おい俺が先だぞ！』
『オペラオー部長〜お願いします』


『うるせーな！いっぺんに言うな！』
『言うな』
『まずお前からだ！』
『からだ！』
『名前言え』
『言え』

『ドトウ！！忙しい時くらい俺から離れろ…』
『ごめん』
『早くしろ！何頭居ると思ってんだ！』



『俺…気付かれてなくね？帰るか…』
『オルフェーヴルだね？』
『アンタは？』
『チーフのスペシャルウィークだよ。悪いね忙してさ…親父さんは元気？』
『一緒に働いてんじゃねーの？』
『数が多いから…なかなか会えないんだよね昔よく走った仲なんだよ』
『ふーん』

『まぁ僕がいつも勝ってたんだけどさ』
『イヤミなヤツ…』
『あっ！次はここね』


ダート部門


『うっわ…暑苦しい部署』
『なんだコイツ…貧相な身体してんな』
『何ぃ』

『カネヒキリ…新馬は温かく迎えないとな』
『白いオッサン誰？』


『クロフネってんだ。よろしくな』
『ぷっ…この白さでクロフネとか(笑)ネタかよマジで』

『てんめぇ〜〜！！ナメんじゃねーぞガキが！』
『チーフ；言ったばっかじゃん…』


『よしな』
『ベガ部長…』

『おいおい…ダート部門部長は女子プロレスラーなのかよ』

『ホクトベガ…人呼んで「砂かけのベガ」。グルーヴから聞いたよ…アンタもヤンチャなんだってねぇ』
『ババアと知り合いなのか？』

『清楚に見えて…あの子も悪かったよ。アンタにピッタリの場所があるから、ここ行ってきな』



ＫＩＳＨＯＵＮＡＮ


『今度はなんだよ、倉庫みてーだな…』


『ふぅ…オルフェーヴルか？』

『お…おう。アンタは？』
『このチームのヘッド。ヒシアマゾンってもんだ』

『チーム？今時ダサっ』

『左からファインモーション、シンコウウインディ、スイープトウショウ…コイツは名前忘れた』

『総長；レグルスっすよ…』
『ベガに聞いたよ骨のあるヤツが来たって』

『聞いたよ聞いたよって、アンタら何者なんだよ』
『ベガとは昔…縄張り争いで、共闘した仲だ。しかしお前みたいのは最近珍しいな』

『あっそ』

『しっかし…ふぅー…さっきお前が怪我させた鼻に輪っか付けたヤツ居たな？』
『あぁ成田空港とかゆう？』

『あれアタイの連れなんだわ暴れても良いけどさ…相手選びな』
『マジかよ！黒いババアの…』

バシッ


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往年のキレはまだ健在のKISHOUNAN。次回オルフェーヴルの研修は、名馬会を飛び出す事に！後半へ続く