名馬会スペシャル〜みんなで救え！栗毛の三冠馬〜５

KISYOUNANにも認められるヤンチャぶり…はてさて次は


『おい起きなよパツキン』
『…ん？…あっ』

『意気がってる割にパンチも避けらんねぇとはな』
『不意打ちだろ黒ババア』

『…ここ行って昼飯食ってきな』
『あぁ？レストラン？





『ったく怖ぇババアだな…エレベーターはここか』


□

『あはっ♪そうそうっ！違〜うょ！シーザスターズの仔だってば』

『ウオッカって…聞いた事あるな』

『それがさ〜牛みたいになっちゃってぇ！えっ？子馬には母乳なの？アタシ…ピザとかハンバーグあげてたょ。
名前？ボラギノール。来年デビューするのよ…牛とヤッたワケじゃないわよ〜キャハハハ』

『あの…ドア開いたぜ？』

『オルフェーヴルじゃーん！聞いてよスカーレット！今隣にオルフェーヴルが居んよマジマジ！マジンプロスパーで！』

（可愛いけど…ぜってぇバカだ）


『名馬会入ったのぉ？今度スカーレットも誘ってご飯行こうよ♪』
『え？まぁ良いけど…』

『あ〜〜っ！！これ下行くんじゃんよ〜！！』
『バカだ…』



レストラン ブロンズ

『腹減ったぁ〜〜♪入るぜ〜』




『粘るな！伸びるな！勝っちゃダメ！はい』
『粘るな！伸びるな！勝っちゃダメ！』

『ワイド！複勝！３着固定！はい』
『ワイド！複勝！３着固定！』

『おい…客が来てんだぞボケ』

『あぁ〜ゴメンなさい；ご注文は？』
『じゃあ…このネイチャーハンで』
『デザートに、アイスアンドアイスはいかがです？』

『いらねーよ…なんだよアイスアンドアイスて』



モグモグパクパク…

『いかがですか？お味は』
『美味くもねーし、不味くもねーし』

『ありがとうございます！！』
『褒めてねぇよ』
『ウチはイマイチな味を売りにしておりまして、さっき唱和していたのが社訓です』
『変わってんな…』

『ウチのバドが何かご迷惑を？』
『いや別に…ただ料理があんまりさ』

『私は店長のナイスネイチャだ。キミはオルフェーヴル君だな？』
『だったら何だよ！』

『キミは、サラブレッドは強ければ良いと思ってるな？』
『当たりめぇだろ！競馬に弱いヤツはいらねーんだ』

『ふふっ♪キミが勝ち続けたとゆう事は…負けた馬が居たからなんだよ？つまり…』
『ネイチャ店長；また３時間はかかりますから…』
『じゃあ続きは今度ね。ここに行って来なさい』


スーパーユタカ

『床屋に来て何の意味が…』

『オルフェーヴル？』
『よく解ったな』
『暇だからよ〜話相手になってくれや』
『めんでぇオヤジ…』

『お前ユタカに乗ってもらった事ねぇんだよな』
『昔の天才だろ？』

『バカ野郎！ユタカはな…不世出のスターなんだ！…クイッ』
『床屋が酒飲むんじゃねーよ！』
『オメェも飲め』
『いや日本酒苦手…』
『ツマミ欲しいな…あの寿司屋で一人前買って来い』


回転いなり寿司 いなり一

『なんでお使いさせられてんだよ…』

『らっしゃーい♪あんれ！オメェさんオルフェーヴルじゃねーかよ！』
『まぁな』
『こりゃあ〜盆と正月が一緒に来たみてーだ！』

『向かいの床屋に頼まれて来たんだ…一人前』
『クリークか？酔っ払いは無視無視。ありゃ俺の親友でな〜名馬会にオグリキャップって白いヤツが居るんだが…ソイツと３頭で、よくつるんだモンだ』

『あっそ…じゃ帰るわ』
『来たなら寿司食ってけや〜』
『あのさ…俺は研修に…』

『あいよいなり寿司だ。□』
『頼んでねーよ！』
『ウチはよ、いなり寿司専門店よ！』
『いなり寿司しかねぇのかよ！』

『ペッペッ…ペッペッ…』

『きたねぇっつんだよ唾が！』
『こちとら大井育ちの江戸っ子だぃ！さぁお後は？』

『いなり寿司しか無いんだから聞くな！ここら辺は変な店しかねーのかよ！！』

研修はまだまだ続く